イメージ 1
テクノソフトの名作シューティング『サンダーフォースIV』の北米版と欧州版。
北米版は何故か『Lightening Force』として発売(前作まではThunder Forceだったのに何故?)。撮影時に手ぶれがあり、綺麗に撮影できませんでした。
 
欧州版パッケージは国内版と同じ1面をイメージとしたデザインですが、北米版は2面のコロニーステージをイメージしています。それにしても北米版に描かれている自機ライネックスが随分ごつくなっているなあ。遠くからみればライネックスと判断できますが(というかウイング部分だけで判別できる)、これも文化の違いなのかも()
 
当時のユーザーならご存知だと思いますが、国内版は発売して間も無くワゴンコーナーの常連化とし、今でもゴミのような値段で買えますが(秋葉原で美品状態でも2000円あればお釣りが十分くる)、逆に海外では流通量が少ないのか、秋葉原に買い出しに来た外国人がこれの国内版を買っていくところを何回か見かけました(それがシューターではなくバイヤーだとしても、それだけニーズがある証拠)。中には「プロテクトが掛かっているから買っても海外ではプレイできないんじゃないの?」といった意見もありますが、彼らはNTSCPALの壁すら乗り越えるツワモノばかりなので(私には無理)、プロテクト程度じゃ大した問題ではないのでしょうね。
このゲーム、結構長丁場で、ここ最近通しでプレイしたことがありません。
テクノソフトのメガドライブソフトとしては最後の作品で、グラフィックは当時のアーケードゲームに匹敵し、技術面でも至高の作品ですが(ところどころの処理落ちは気になりますが)、特にギターサウンドはメガドライブで鳴らしているとは思えないほどの高音質で、特にステージ8の曲は歴代サンダーフォースシリーズ通しても自分の中で至高です。そこまでが長いので、最近はサウンドテストで我慢していますが()
 
 
 
 
 
おまけ
イメージ 2
私が唯一発売日に買ったXbox360ソフト『ぎゃる☆がん』。前人気がそこまで高くなかったのに、当日の秋葉原の夕方には売り切れ店が続出で、結局秋葉原のブックオフで購入しました。とにかく高い技術力を馬鹿っぽいところに注入したところが素晴らしいです。ただ、プレイしている姿が人には見せられないな、と言っておきながら皆の前でプレイしてたのですが(笑)。
せっかく買ったのに、一度しかプレイしてませんが…

昨日でブログ開設から一ヶ月経ちましたが、早くも訪問回数が1200を突破しました。
ブログ初心者という訳でもありませんが、Yahooブログという新天地での開設だったので、私のことを知らない方のために、それまでに別サイトで書いてきたノリをもうちょっと薄めに書くことを意識しましたが、今ではそれなりに常連さんもいるようなので大変ありがたく思っています。こんな駄文ブログですが、凝りずに読んでいただき感謝します。どうもありがとうございます。
 
ただ、今日は例の震災からちょうど一ヶ月なので、お祝いは自粛させていただきます。
 
そういえば昨日はWiiのマリオカートが発売されてちょうど3年が経ったのですね。先週発売のファミ通によると、そんな3年前のゲームなのにも関わらず売り上げランキング12位に入っていました。超ロングヒット商品ですね。Wiiはソフト発売予定表を見る限りコンテンツとしては終わった感じもしますが、定番ソフト(スマブラX、Wiiパーティ、Wiiフィットなど)は相変わらず売れているので、ユーザーとしては「基本、Wiiは定番ソフトを持っていれば他はいらない」という認識なんでしょうね。定番ソフトは飽きにくいという特徴もありますし(飽きたとしても、しばらくするとまたやりたくなる魅力がある)。
逆に言えば、最近売り上げが好調なPS3ソフトは定番ソフトが異様に少ないので、新しいタイトルを売るには飽きやすいソフトを作るのがいいのかも知れませんね。変に定番ソフトを出すよりも、マニアが好みそうなゲームを出せば売れますし。まあ極端に飽きやすいと中古に流れてしまうので、そのサジ加減が難しいのですが(笑)
 
ちなみに私、Wii本体は2台持ってたりします…
 
 
 
ところで昨日の都知事選は石原センセが当選してしまいましたね。先月は「天罰」発言が問題となりましたが、当選した今となっては私の方が「天罰」を受けた気分です…。「若者が選挙に行かないから年寄りを中心に票が集まったんだ」と一部で言われていますが、うちの両親は反対派です(新銀行東京には腹が立ったらしい)。
都知事に選ばれた以上は、日本の復興に尽力を尽くして欲しいです。ミンスじゃ駄目なんですから。
 
 
イメージ 1
 
おまけ
秋葉原にて、初音ミクの痛車。場所はあの通り魔事件があった通りです。
通行人に見せるためなのか、この通りには他にもたくさんの痛車が駐車していて(誤解がないように書くと、ちゃんとコインパーキングで停めてあります)、多くの通行人が写メを取っていました。ただキャラクターのデカール(?)を貼っただけでなく、バランスのとれたキャラクターの配置が上手く、痛車職人のセンスが伺えます。
 
 
イメージ 2
おまけ2
パックマニアの海外マスターシステム版、GENESIS版、NES版。PCではMSX2版やX68000版が発売されましたが、家庭用ゲーム機ではプレイステーション版(ナムコミュージアム収録)が発売されるまでは何故か移植されませんでした。
どうでもいいですが、家庭用版をやっているとアーケード版のツインスティック操作の必要性が未だに感じられません。というか、アーケード版はツインスティック操作が苦手で、初プレイは1面すらクリアーできなかった小学6年生時の苦い思い出があります(笑)

1986年にアーケードで稼働されたセガの同名の任意スクロール型サイドビューシューティングの移植で、元のアーケード版はシステム16による美麗なパステル調のグラフィック、FM音源が奏でるサンバミュージック、そして買い物によるパワーアップシステムが話題となりました。このファミコン版はアーケード版稼働の翌年である1987年にサン電子より発売されました。
 
ゲームのルールは、自機となる主人公オパオパを操り、プレイヤーの任意で画面を左右にスクロールさせ、ステージ内に点在する全ての前線基地をショットやボムで全て破壊し、その後に出現するボスを倒すとステージクリアーとなります。ステージは全8ラウンド、最終ラウンドはボスオンパレードで構成され、ラスボスを倒すとエンディングが始まり、その後に2周目が始まります(本作は周回制)
当時としては斬新な買い物によるパワーアップを採用しているのが特徴で、お金は倒した敵から手に入れ、それを貯めてショップでアイテムを購入し、オパオパを強化させることができます。アイテムは購入するごとに値上がりし、各種パワーアップはミスすると無くなり、ツインボム以外の武器には使用時間の制限が設けているので注意が必要です。
また、アーケード版稼働当時は、ビデオゲームでは珍しいサンバ調のBGMが使われ、今でもゲームミュージック史上の名曲との誉れが高く、多くのサントラが発売されただけでなく、他のセガのゲームにも使用されるほど(ファンタシースター千年紀の終わりに、セガガガ、デイトナUSAなど)評価が高いです。
 
このファミコン版ですが、アーケード版の特徴でもあったパステルカラーはファミコンの色数制限の都合で再現されていないですが、ファミコンのハードスペックを考えると当時のアーケード移植物としては水準以上のクオリティに達しています。特に、ファミコン版の一年以上先行して発売されたセガマークIII版では再現されなかった上下スクロール、前線基地のアニメーション、基地の位置を示すレーダーが再現され、それどころかセガマークIII版では別のボスに差し替えられた(スタッフの間では多関節キャラの再現は不可能と考えられた)4面ボスクラブンガー6面ボスウィンクロンが登場するのもポイントです。また、ファミコン版では再現ができそうもない部分の再現性も、上手くアレンジすることによってアーケード版をプレイした人でも違和感なく遊べるのがこのファミコン版の魅力となっています。当初、筆者はワケのわからないソフトを多数出していたサン電子にはあまり良い印象がなく、サン電子から本作が発売されることを知った時に嫌な予感を感じたのですが、実際プレイしてみて、それが他社のファミコンシューティングと肩を並べるほど完成度の高さから、ファミコン版移植スタッフの原作に対する愛が感じ取れました。1992年に同社からメガドライブ用ソフトとして発売された『スーパーファンタジーゾーン』も、同じく製作者の原作愛を感じ取れる出来でした。
 
セガマークIII版とファミコン版を比較し、世間的にはファミコン版の方が出来がいいと言われていますが、確かにその通りだと思います。ファミコン版はセガマークIII版より遅れること13ヶ月後に発売され、しかも容量がその倍の2メガを採用されたこともあり、セガマークIII版が不利なのはある意味当然だと思います。しかし、セガマークIII版はアーケード版が稼働される前から開発されたこともあり、アーケード版のブームが冷めないうちに発売されたので、タイムリーさでは圧倒的にセガマークIII版が上です。ただ、セガマークIII版をリアルタイムで遊んでいた筆者としては、このマーク版『ファンタジーゾーン』がセガマークIIIで筆者が面白いと思った数少ないソフトの一つだったので(それぐらい凡人には太刀打ちできない高難易度ソフトがセガマークIIIには多かった)、ファミコン版が発売されると知った時、「こんな面白いゲームがファミコンで発売されたらセガの立場はないじゃん」という気持ちがあったのをよく覚えています。もっとも当時のセガは易々ライバル機に版権を売りまくってたのですが…(獣王記、スペースハリアー等)。
なお、筆者がファミコン版が発売されることを知ったきっかけというのが、クラスメイトの長田君に近くのおもちゃ屋で予約するのを付き合わされたからです。当時は小学4年生だったので、筆者の周りではゲームセンターに通う人は少なく、それ故にアーケードのゲームには詳しくなかったのですが、それでも発売前は当時の小学生にもそれなりに注目されていたので、ゲーセンに行かない人でもそれなりに知名度があったことを伺えます(ちなみにクラスメイトでセガマークIIIユーザーは皆無に等しかった…)。
移植度はとにかく、元のゲームが良作なので、どちらの移植版も原作の面白さはきちんと再現されているので、個人的にはどちらにもそれぞれの魅力があると思います。
 
なお、北米でも1989年にTENGENより『ファンタジーゾーン』が発売されていますが(任天堂のノ―ライセンス品)、サン電子版とは違い、新規で作られたものとなっています。自機のスピードがスピードアップさせても気持ち的に遅かったり、一部のウェポンの性能が変更されたり、前線基地が減っていたりと、完成度はサン電子版よりも劣りますが、BGMに関してはこちらの方が再現度が高いので、もし機会があれば聴き比べるのもいいかと思います。それはそうとこのNES版パッケージ、オパオパのイラストが昆虫風になっていて「これじゃない」感がひしひし漂っているので、別の意味で必見です(笑)
イメージ 1
画像はNES版カートリッジ。これでファンタジーゾーンを連想するのは無理すぎです(笑)

↑このページのトップヘ