先日、部屋を片付けていたらファミコン版『アフターバーナー』(サン電子)の基板のみが発掘されました。
 
何年前か忘れましたが、webサイトのとある情報を見て、カートリッジのプラスチック部分を開けてみたんですよね。プラスチックケースは物の見事に破損しちゃいましたが(笑)
 
何故、基板を取り出したかというと、実際の画像を見てもらった方が早いです。
 
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サン電子が発売した多くのファミコンソフトは任天堂によるOEMではなく自社生産であることは当時のファミっ子ならばご存知だと思いますが、『アフターバーナー』の場合、中の基板はサン電子製ですが、3つあるロムのうち2つが何故かセガ製だったりします。
 
サン電子はファミコンにいくつかのセガアーケードゲームを移植してきましたが、この『アフターバーナー』がサン電子による開発なのか、それとも外注会社によるものかいまだわかりません(何せサン電子関係者と接触したことが今までない)
 
ここからは私の憶測に過ぎないのですが、セガがファミコン版『アフターバーナー』を作ったもののファミコン参入が白紙になりサン電子ブランドで発売することになったとか、あるいは昔からセガと仲が良かったサンリツ電気(現シムス)がセガを通して開発したとか、いろいろ妄想してみると楽しい。
 
実際、『BEEP!メガドライブ』(ソフトバンク)「シムス通信」のページには、サンリツ電気時代の社員によって
「セ●はファミ●ンに参入予定だった」
「机の引き出しに当時作ってたロムが入っている」
といった暴露話が記載されていましたが、確定できる証拠ではないので、本当のところはわかりません。
 
ちなみにサンリツ電気(シムス時代も含む)は、サン電子の『エイリアンシンドローム』やアスミックの『獣王記』を作ったり、メガドラ時代は『ゴールデンアックス』『ゲイングランド』『アウトラン』そして幻の『テトリス』『フラッシュポイント』などを作った、セガアーケード移植作品を多く作った会社でもあるので、「もしかしたらファミコン版アフターバーナーもそうでは?」と思ったのです。
 
 
とゆーわけで、真相をご存知の方は情報をいただけると嬉しいですが、守秘義務で闇に埋もれたままで終わりそうな気もします…