今日(2014年10月5日)は高橋良輔監督のファンタジーロボットアニメ『機甲界ガリアン』が放映されてちょうど30周年となります。
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高橋監督の前作『装甲騎兵ボトムズ』は裏番組が『魔法の少女クリィミーマミ』だったためにリアルタイムでの視聴はしなかったのですが(当時はビデオデッキが高額だったので家にはなかった)、ガリアンは全話ではないものの観ていました。
もう30年も前だし、当時小一だったからあまり記憶にないのですが(笑)
 
作品の詳しい内容には触れませんが、視聴者にファンタジーのような世界観に思わせて実はSFに繋がる展開、ムチ状に変形するガリアンソード、後半部分が英語歌詞オンリーのエンディングテーマなど、前年に放映された富野監督の『聖戦士ダンバイン』の対抗心が感じられる力作でした(当然ご本人はどう思っているかわかりませんが)。
 
放映当時、カバヤの食玩のプラモを買ってもらったのですが、安価でありながらもパーツ数が多くプラモデルとして割とよく出来ていて、これが後の名食玩と呼ばれるカバヤのトランスフォーマーシリーズに繋がったといっても過言ではないでしょう。
 
残念ながらとっくに処分してしまったため手元にないのですが、代わりにタカラ(現タカラトミー)から発売されたプラモは今でも未組み立てで持っています。
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巨匠・高荷義之先生のパッケージアートが最高すぎですが、造形そのものも30年前の商品だと考慮するとなかなかの出来ではないのでしょうか。
 
残念ながらタカラトミーはプラモから撤退しているので再販は絶望的で、未組み立てプラモも高額で取引されていますが、このパッケージアートだけでも画集として出てくれればと思います。
 
プラモ、組み立てるのが面倒なので画集を眺めるだけで満足しそうですし(笑)