秋葉原某店レトロゲームの店員さんによる「レトロゲームの海外流出を巡る現場の声」に関するツィートのまとめ。
海外のバイヤーが秋葉原にあるレトロゲームを買い占めていくというもので、まとめによると、大阪日本橋でも同じ流れがあるそうです。
 
レトロゲームを扱う店に対し厳しくいうのであれば、商品を仕入れるための努力(買取価格の見直し、高額買取のアピールなど)を今以上にすればいいのに、と思うのは素人考えなんでしょうか。レトロゲームは有限である以上、他の古物店と事情は変わらないですし。
 
そもそもレトロゲームは、ゲーマーの中でもごく一部の人たちの趣味でもあるので(事実、3DSバーチャルコンソールが配信されなくなったのも、現行機種に下位互換機能がなくなったのも、コストを上げてまでも過去のゲームを遊ぶ人が少なくなったのが要因)、当然ながら商売としてはトントンで、今後は地方のゲームショップのようにカードゲームなどを扱い、レトロゲームの売り上げをフォローするような感じになるんだろう(スーパーポテトでは近年、ゲームグッズや駄菓子まで扱うようになった)
 
ユーザーとして見れば、物が有限でいつでも置いてあるという保障すらないのに、何故見送るんだろう?と思うんですよね(予算の問題が大きいか)。
東京に住み込む海外バイヤーを批判する声もありますが、バイヤーである以上、一般人と同じくレトロゲームを仕入れているし、買い占めなければ自分で買えはいいだけの話であり、それを何もせず指をくわえて文句を言うのであればゲームに愛を感じないですよ。
 
「欲しい人に行き渡らない」という声もありますが、バイヤーだって儲けのために「欲しい」という立派な理由があるわけで、そのために東京に住み込む行動に出た分、チキンなゲーマーさんよりもよほど評価しますよ。
 
「中には個人売買があるからいい」という人もいますが、すでにご存知の方がいらっしゃる通り、PCエンジンやネオジオカートリッジにはコピー品が多く出回っているようで、上記の某店員さんの過去のツィートを見る限り、「ネオジオのコピー品は頻繁に買取にくる」だそうです(もちろんコピー品は買取拒否だし、レトロゲーショップでもかなりシビアに鑑定していて、そのせいで買取処理に時間がかかるが仕方ないだろう)。
つまり、秋葉原には「本物を見分けられる人間がいる」という安心感から高くても買う人もいるし、裏を返せば、ヤフオクやebayなどで知らない人から取引するとコピー品を掴まさせる可能性が出るわけです。特にコピー品が作られる可能性の高い高額取引系ソフトの個人の取引は慎重に行ったほうがいいでしょう。
 
本物が手に入らないならコピー品でもいい、という考えを持つならば、それはマジコンユーザーと変わらないわけで、文句あるなら店頭にあるうちに買えといいたくなるのです。
あと、バーチャルコンソールなどのレトロゲーム復刻も、版権絡みのゲームだけでなく、権利的に問題のないメーカーのオリジナルソフトであっても、CEROに改めて審査をしてもらう必要があるので、その経費を考慮するとある程度売れる見込みのあるソフトしか復刻できないのです。多くのユーザーが思っている以上に復刻への道は険しいのです。
 
まあ、外国人関係なしに資本主義の流れから金のある人に行き渡るのは当たり前であるので、お決まりパターンになりますが、
買わずに後悔するよりも買って後悔しようぜ!
金なら稼げは手に入るけれど、買い逃したゲームは二度と見ない可能性がありますしね。
 
…26万円のメガドラ版テトリスとか(爆)
 
 
それにしても、某超芋のメガドライブコーナーは在庫少ないよなあ。
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前までは全てのソフトが背を見せている状態だったのに、最近では在庫がないのか平置きとなっています。
 
ちなみにうちのアパートではこんな感じ。
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コンプリートしたソフトはダンボールに収納して実家に置いてあるのですが、今住んでいるアパートにある分はダブりで所有しているものばかりです。
つまり、アパートにある分でさらにダブっているソフトは、3本とか4本とか5本とか同じソフトを持っているので、ぶっちゃけどこの秋葉原ゲームショップよりも在庫があることになります(笑)
 
ちなみに所有するソフトを処分するなら、日本人でも外国人でも関係なしに条件のいい方を優先します。リアルタイムにソフトを集めていた人間からすれば「何故あの時に買わなかったの?」と言いたくなりますが、それでも人によっては事情があるわけで、今さらなレトロゲームを今になって欲しいという意気込みを見せつけて欲しいのです。
 
私だって、高校時代は他のすべてを犠牲にしてでもメガドライブソフトを集めていたので、決して楽して集めたわけではありません。その苦労に見合う分の意気込みを最低限見せてくれないと、その人のゲーム愛は少なくとも私には見えないのです。
「結局金か」と言われるでしょうが、大抵その当時買わなかった理由が「予算」である以上、それ以外に何があるのですか!(笑)
 
 
 
…ところで上の自室画像を見てもらえば分かるとおり、地震が起きたら大変で、特に寝ているときに崩れたら運がよくて怪我、運が悪ければあの世行きで、非常にスリルとサスペンスが味わえる環境で毎日を過ごしているのですが、はやく何とか処分しないとなあ(笑)
 
ちなみに家族はゲームに一切の興味を示していないので、もし私が死亡したらこれらソフトは灰になる可能性が大きいです。