前回第3回MI68レポートその1の続きです。更新が遅れて大変申し訳ございません。
 
各種サークルさんに許可をもらって撮影できたのはよかったのですが、当日は混雑といったタイミングの悪さもあり、一部でブログ掲載許可を取れなかったサークルさんもいくつかあったので、前回のレポート更新日から本日までメールでサークル主催者様に掲載許可をもらっていました(笑)
 
以前からうちのブログを読んでいる方ならご存知の通り、わからないことはネタで逃げることを平然とやっているのに、それでも各種サークルさんから許可をいただきました!ありがとうございます!
私自身、レトロPCに関しての知識は限りなく無知に等しく、許可をいただく際に前回のレポートの修正箇所を求められたこともあり、今回のレポートも突っ込みどころ満載かも知れません。
あくまで、無知な人間から見た視点でのレポートという前提で読んでいただければ幸いです。
 
 
 
…と、言い訳しておきます(笑)
 
 
さて、まず最初は「ホビーパソコン友の会」さんから、『海外のゲーム&パソコンガイドブック』の著者、前田尋之氏による勝手移植版X1『コラムス』
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ゲーム画面だけでなく、タイトル画面、ランキング画面までかなり忠実な作りにびっくりです!当時の環境だと今のように資料も少なく、それこそ目コピで作られたと思いますが、ここまで似せるにはよほど『コラムス』を愛していないと作れません。
実際にプレイした感じは、宝石を揃えて消える処理にやや間がありましたが(未完成?)、それ以外は満足のクオリティです!
 
 
こちらはレイノン氏作のX1版『ファンタジーゾーン』
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こちらは勝手移植というより、もし完成したらマイコンソフト(電波新聞社)から発売される予定だった幻の移植です(当時、レイノンさんは大学生だったとのこと)。
作った本人でも正しい起動のさせ方を忘れているようで、画面では背景が真っ暗ですが、正常な起動ではきちんと背景が描写してあるようです。ハードの仕様上スクロールがガクガクですが、PCGのあるX1だけにキャラの動きはなかなかで、7 WAY SHOTを撃っても処理が重くならないのは驚異的です。
実はイベント前にレイノンさんから当時のことを話を少し伺ったことがあるのですが、X1版の開発中(1989年頃?)にたまたま見たX68k版『ファンタジーゾーン』のあまりにもの完璧すぎる出来に衝撃を受け、作曲担当者まで決まったのにも関わらず開発を断念したようです。今も昔も、マニアは移植ゲーを見る時に「ゲームとしての出来よりも、再現度を減点法で評価する向き」があり、当時発売されたらどう評価されるのかわかりませんが、ハード末期に出現する技術力の結晶が見られるX1の集大成的ソフトであることには違いがありません。
 
 
同サークルにはホビパソコンの展示品として三洋のPHC-25が!
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キーボードの形状やカラーリング、画面の雰囲気から「NECのPC-6001にそっくりじゃん!」と思ったら、調べてみると公式にはアナウンスしなかったものの、やはりPC-6001のコンパチ機でした。NECのPC-98シリーズに対するエプソンのPC-286みたいな関係でしょうか?
 
 
こちらはシャープのMZ-40k
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マイコンというよりどちらかというと玩具的な作りですが、70年代後半という時代背景を見れば仕方ないでしょうね。今のように本格的なPCにすると一般家庭に売るには厳しかったでしょう。というか、70年代ハードが現存するなんて凄すぎ!
 
 
こちらはコモドールのホビーパソコンのマックスマシーン
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年代物だけあってカートリッジが認識せず展示だけでしたが、レトロフューチャー的なデザインが最高です!あのコモドール64の前世代機ですが、日本以外に発売されたという話は聞きませんが、さて?
 
 
 
チョコ山さんのブースでは音質を上げた改造メガドライブの展示
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もはやメガドライブの原型をとどめていませんが、実機から流れている音源とは思えないほどの高音質に驚きです!
ところでチョコ山さん、私よりも2~3歳ぐらいしか離れていないくせにスイーツを間食しまくってもスマートな体型を維持してムキーッ!と言いたくなるほど羨ましいのですが、イベントに関係ない個人情報をここで書く意味はないな(当たり前)
 
そのチョコ山さんの空きスペースで展示していたBpさんのところではゲームアーツの名作アクションシューティング『テグザー』のX68k勝手移植の展示。
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何から何までPC-8801mk2SR版にそっくりすぎてコメントに困るほどの再現度!
いくら高性能だったX68kとはいえ、ハードの仕様が異なる以上、プログラムの解析レベルから作業せねばならず、ここまで再現させるのは大変だったんだろうな、と思います。エミュで再現させるほどX68kにはハードパワーもないですし、よほどテグザー愛がないとここまでは作れないでしょうね。
 
 
 
「ないとほ~く」さんでは、エインシャントの3DSソフト『みんなでまもって騎士』のアクリルキーホルダーと、ゲームギア液晶画面用のアクリル保護プレートの販売。
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おお!当時でも出回りが悪かったイエローゲームギアが!
ここでもゲームギアの液晶をTFT液晶化されていましたが(デモソフトはベア・ナックルII)、別物ハードと思えるぐらい発色が綺麗で、とても元が25年前に発売されたゲーム機に見えないほどです!こればかりは実際の画面を見て驚け!
 
 
同サークルでは他にも90年代に発売された同人X68000ソフト『CELIA』が販売されていました。
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この時代に今となってはレアな新品の5インチフロッピーディスクを用意するなんて凄すぎです…というかフロッピーってどこに売っているんですか?
ゲーム内容はプレイヤーとなる少女を動かし、押すことが出来るパネルを移動させ、パネルの上で転がるタマをゴールに導かせるのが目的です。
元々パズルゲームが得意ではないのですが、作者のMA-Xさんの手解きのおかげで一面は何度もゲームオーバーを食らいましたが、何とか3面まで辿り着くことができました。MA-Xさんいわく、iPhoneでの移植も予定されているそうで気になる方はどうぞ!
 
 
 
「モコナぷぅ」さんからはX68k同人ソフト…は、撮影許可が得られなかったので載せませんが、その代わり(?)一部でネット上で話題になったガドライブで作ったという『F-ZERO』を実際にプレイしました。
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スーパーファミコンの「モード7」の機能のひとつである回転機能を素のメガドライブで再現されているのは純粋に感動しました。あのスピード感はスーファミ版そのものです!ただし、敵車が一切登場しないので、もし敵車を表示させたら処理的にどうなるかわかりませんが、それを差し引いても実機でこれを見せられたらそれで十分満足ですよ…
 
 
他にもサークル参加者様はいたのですが、とてもじゃないですが私個人が一人で記事にできそうにもないのでこれでご勘弁を。
 
今回のMI68の来場者は360人以上で、池袋の会議室で行われた第一回目の時のほのぼのさが嘘のように感じます。
前回(2回目)の来場者数は150名だったので、今回のその倍以上の来場者数はさすがに誰も予想できなかったでしょう。入場制限が発生したのもイベント開始直後だったようで、今回のイベントはそれほどまでの盛り上がりでした。
私は昼過ぎからの参加だったので入場するのに多少待ちましたが、何とか無事に会場に入れました。それでも、全てのブースを回ることがきなかったり、3人のゲストさんの講義を見ることもできなかったので、改めてオンリーイベントの運営の難しさを実感しました。
それでも大きなトラブルはなかったようで、ここら辺はあるきちさんの手腕だと思います。あるきちさんお疲れ様です!
 
 
ところで会場では、一般参加として来られた知人のKONGさんとかつて某SB系のゲーム雑誌にも関わっていたライターのまどかさんとお会いしました。
 
まどかさんとは会場で少しお話をしたのですが、レトロPCの動態保存の難しさを懸念していらして、個人レベルで管理するなら3台ぐらいの所持が限界だろうと仰ってました。反面、14,800円という低価格でありながら今でも問題なく動くファミコンの耐久性の凄さも語っていました(笑)
レトロPCの故障例で有名どころだと、MSX2ならフロッピーディスクドライブ、X68kなら電源、PC88VAならコンデンサ部分など、個人で修理できる部分もあれば業者じゃないと修理が難しかったり、下手すればお金を積んでもどうにもならない事態もあります。レトロPC界の悩みを見れば、コンシューマ界の「レトロゲームがプレミアのせいで買えない」程度の悩みが可愛く見えます(笑)
 
なお、イベント終了直後には某業者でX68k電源修理の依頼が殺到したようで、同じような悩みを持つX68kユーザーが多かったことを実感しました。それと同時に、壊れていても捨てずにそのまま残しているユーザーが多いということは、捨てるには惜しいぐらいX68kに愛着を持っているユーザーもまた多いんでしょうね。
 
 
来月には今年の秋に開催予定の第4回MI68についての発表があるようで、ますますパワーアップする同イベントが楽しみです!