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今日はRIOT(日本テレネット)のメガCDソフト『魔法の少女シルキーリップ』が発売されて23周年です!おめでとうございます!
 
『MARICA ~真実の世界~』『ひみつ戦隊メタモルV』など、主にアドベンチャーゲームを得意とする遠藤正二郎氏の初期作品で、各エピソード毎に主題歌やエンディングテーマ、アイキャッチが挿入されるなど、かなりTVアニメを意識した作りが特徴です。
 
発売日に間に合わせるために(それでも延期した)突貫的に作られた部分が多く、一度も使わないコマンドや、一部の不具合、そして迷いやすいマップ構成など、粗が目立つ作品ですが、どこか暗くて重いシナリオが秀逸で、一度クリアした後にセカンドプレイをしたほどお気に入りの作品です(しかも敢えてセーブデータを消してからセカンドプレイを始めた)
 
 
 
私にとって思い出深い作品ですが、本日原作者である遠藤正二郎氏からTwitterにて幻となったPCエンジン版についてツィートしていました。
 
 
ツィート内にある『重装ブレネイド』は、同人誌『遠藤正二郎の世界』によるとロボットアニメを意識したアドベンチャーゲームのようで、遠藤氏曰く、自分が過去に手掛けたシナリオの中でも最高傑作だそうです(ただし15年ほど前の話なので今は不明)。
 
しかしこうやって読んでみると、当時の日本テレネットは酷いよなあ。
当時、『BEEP!メガドライブ』(ソフトバンク)の読者コーナーに
「日本テレネットとマイクロネットのダブルネットには気をつけろ!」
という投書があったのですが、まさにその通りで、その頃の日本テレネットとマイクロネットのタイトルは未完成と言いたくなるほど酷いのが多かったです。
日本テレネットに未完成なタイトルが多いのは、遠藤氏曰く「銀行に好印象を与えるために発売本数を増やして売上を上げる」のが目的だったようです。
 
とはいえ、当時の大容量メディアであるCDロム作品で開発期間を半年しか与えてくれないとはいくらなんでも短すぎでしょう。
 
当時の主要メディアであるカートリッジ作品ですら半年は厳しいというのに、CDロム作品ならビジュアルシーンに声優さんによる音声演出を加えるのが当たり前だったので、いかに上層部の指示が無謀だかわかります。
 
そのPCエンジン版『魔法の少女シルキーリップ』の開発中に遠藤氏を含めたスタッフの大半がリストラされ(遠藤氏はその直後にフェイクラフトを設立)、当の日本テレネットは数年後にパチンコ事業に力を入れるのですが、スタッフに無謀な開発条件を要求し、不要になったら切り捨てるという当時のゲーム業界は真っ黒だな、と思った次第です。