本日はメガドライブのアクションゲーム『おそ松くん はちゃめちゃ劇場』が発売されて27周年です!おめでとうございます!
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1988年の年末商戦に出したセガのメガドラタイトルはこれ一本でしたが、セガの総力をこの一本に集約しただけに、グラフィックやBGMや世界観等、どれをとってもシュールな赤塚ワールドを忠実に再現した素晴らしい内容に仕上がっています。
また、ソフトの大容量化が伴ってクリアまでセーブなしにひたすら長かったゲームが増え始めた時期ではありますが、本作は最短ルートを見つければ15分以内でクリアできる手軽なボリュームというのも、忙しいサラリーマンには嬉しい要素でしょう。

キャラゲーとして原作のイメージをそこなわないクオリティの高い作品ですが、残念ながら海外ではアニメが未放送だったために発売されなかったのが痛いところです。そのせいか、本作を買い求める外国人が来日時に買い漁っていくので現在は秋葉原でもかなり品薄となっています。おかげで…
6本目のソフトが手に入らないじゃないか!(爆)



セガに「Dreamcast Limited Edition」制作を請願する運動が進行中―署名数2万超える
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セガ最後のゲーム機と知られるドリームキャストのHD版を復活させようと海外では著名活動が行われ、目標25,000人のところ、現在2万以上の著名が集まっているどうです(もしかしたら突破してるかも?)

しかし、署名した人が2万人超えたといっても、ファンド形式で5万円からと言われても署名出来るくらい本気なのか?というのが私の本音なんですよね。
5万円という価格はPS4や箱1と大差ない価格帯ですが、よほど好きじゃない限り「古いゲーム機にそんな大金出せない」が普通じゃない?
この著名をしている人も、自分の懐が痛まないから、フェイスブックで例えるなら「いいね!」をクイックしている感覚の人も多くいそうな気がします。著名目標の25,000人も、その事業から撤退した企業を復帰させることが出来る人数では全く無いし、いま改めて製造中止となったGD-ROMドライブを再生産しようとしたらめちゃくちゃコストが掛かりそうだし…

ハードビジネスにせよ、ソフトを売ることで成り立つ商売だし、過去の作品を再販するにも権利絡みで結局出せるタイトルは限られるわけで(そもそもドリキャスソフト自体の総タイトル数が少ないから余計タイトルが限られてくる)、ソフトに頼らないハードビジネスはどう見積もっても高額に成らざるを得ないわけで、確かに提案は素晴らしいですがあまりにも現実的じゃないなあ。
事実、PS3や360などでドリキャスソフトのHD版がいくつか配信されましたが、数タイトル配信したところで終了してしまったので、いまいちニーズがあるとは思えません。もし好評なら『セガ3D復刻プロジェクト』のように続行しているはずですからね。