実は鑑賞し終わってから結構経ちましたが、アニメ『機動戦士ガンダム00』をファーストシーズン・セカンドシーズン・劇場版とマラソンを10日で達成しました!
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シリーズで初めて分割4クールで放映しただけあり、製作の進行に余裕があったのか、毎回の作画が安定しているし、物語の展開にスピード感があってダレないし、某SEEDシリーズのように総集編がないし(苦笑)、それぞれの話の区切りがファーストシーズンとセカンドシーズンでそれぞれ完結しているのもいい。話が4クールずっと続いていると観ている方が疲れるので2クールごとで一区切りは有難かったです。
 
アニメの感想を書く(というか文章を書くこと自体)のは苦手なので簡単に書きますが、とにかくガンダムシリーズでは珍しく綺麗に完結しているのがよかったです。ガンダムシリーズで特別な能力を持つ人間は、宇宙世紀だとニュータイプ、SEEDシリーズはコーディネーター(本作ではイノベーダー)と呼ばれていますが、従来ではそれらの能力が物語の効果としていまいち分かりにくい描写だったのに対し(少なくとも自分はそう感じた)、イノベーダーの能力はセカンドシーズンで段々と明らかにされ、それがラストに繋がるのは今までのガンダムシリーズにはない見事な着地点(次点は逆襲のシャア)で、それはもう感動的です。もはや人間でなくなった主人公と老いたヒロインが再会するラストは今までに観た事がない無いロマンスで素敵でした。
 
00本編通してお気に入りのキャラは「不死身のコーラサワー」ことパトリック・コーラサワー。何度も自身が駆るMSが撃墜されようが、明らかに死亡フラグを立てながらも無傷で帰還する云わばコメディキャラですが、シリアスな物語の中で、上官であるカティ・マネキン(後にパトリックと結婚)だけでなく、観ている方の緊張感もほぐしてくれるなかなかのキャラでした(笑)。
そういった意味で、熱血的で言っていることが変質者的な(?)グラハム・エーカーもそれに近いキャラでもありますが、セカンドシーズンのミスターブシドーとしての再登場、仮面キャラとして出る必要性があったのだろうか?(笑)
 
 
 
なおガンダムシリーズで一番観ていて辛かったのは『機動戦士Vガンダム』でした。もうぶっちぎりで。
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放映当時(1993年。Jリーグの開催年でもある)高校一年生でしたが、その年齢でこれは本当に厳しかったです。それ以降の時代となると2年後には『新世紀エヴァンゲリオン』とか、近年では描写がアレな各種深夜アニメが放映されているので当時を知らない若いファンがVガンを観ても何も感じないかも知れませんが、当時の視点で見ると本作はファーストガンダムを知らない世代(現在40歳前後)に向けて主人公ウッソの年齢をシリーズでは最年少の13歳に引き下げたり、モビルスーツのデザインを子供にも描き易いように線を少なめのシンプルなデザインにしたりと、明らかに視聴層を低年齢に向けて作られていると見せかけてこれだから…。
ええ、全く覚悟せず観ていたからかなりのトラウマですよ。
あれから多くの作品に触れたので、もしかしたら今観たら評価が変わるかも知れないですね。それとファースト主題歌の「向こう側に何もなくても構わないから」という歌詞、今は理解できませんでしたが、富野監督自らの作詞ということだけあって今だったら何となくわかる気がします。ある意味で富野作品の頂点ですね。
しかし、ウッソはメンタル強いなあ。これがZガンダムのカミーユだったら1クールぐらいで精神崩壊を起こすよ!(爆)
 
 
 
個人的にはVガンの次に放映された『機動武闘伝Gガンダム』が好きでしたね。
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世間的には「こんなのガンダムじゃない!」と言われているようだし、自分もGガンの発表があった時は「ガンダムで格闘モノかよ…」と思い、とりあえず第一話をオンエアで観たら…ハマりました!監督が同じというのもあるけど『ミスター味っ子』の演出をガンダムに持ってきたのがとにかく最高でした!
あまりにもの破天荒さで気付きにくいですが、改めて観なおすとガンダムのテーマ性に沿った話で(人類粛清とかMFが一斉に集まるラストシーンとか)、むしろガンダムだからこそ成り得た作品だということに気付きます。シリーズ恒例の変な格好の仮面の男も登場しますしね(笑)