2011年04月

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ちょっと前にソフマップで買ったゲームボーイアドバンスソフト
 
●メトロイドゼロミッション…680
 
なんか、任天堂のタイトルでも、メトロイドシリーズとゼルダシリーズはワゴン化しやすいような。数年前ハワイに行った時も、アドバンス版『メトロイド』(ファミコンミニ海外版)がワゴンコーナーに置いてあったので、メトロイドシリーズのワゴン化は万国共通のようです(爆)。
個人的にはWiiの『メトロイド other M』に興味があるのですが、思った通り値下がらず(2980円ぐらい?)、未だに買っていません。
 
 
 
 
【おまけ】
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●ゼルダの伝説 時のオカリナGC
 
ゲームキューブソフト『ゼルダの伝説 風のタクト』を買うと貰えた初回購入特典。
年末商戦に合わせて発売されたせいか、この特典も多く生産され、一部では余った特典だけを販売する店舗も現れたほどです(私が見かけた店では9801980円ぐらいが相場だった)。場所によっては捨て値で売られていたところもあったようで、身内でもまとめ買いする人も結構いて、この画像のソフトは同僚からいただいたものだったりします(これで何枚目ゲットだろう?)
ゲームとしては普通に良作ですし、しかも幻の裏ゼルダまで収録されているので、この値段ならそれなりに楽しめるかと思います。ただ、オリジナルのニンテンドウ64版をプレイした身としては、操作性がイマイチのように感じました。元々、ニンテンドウ64コントローラでプレイすることを前提とした操作性なので、ニンテンドウ64Cボタンにあたるボタンが、ゲームキューブ版では右のアナログスティックで操作しなければならず、遊び難い印象です。裏ゼルダに興味がなければニンテンドウ64で十分だと思います。
 
ちなみに私は『ゼルダの伝説 風のタクト』を発売日に買いました。賛否が分かれる猫目リンクですが、私は大のお気に入りです。

武論尊&原哲夫原作による同名コミックのゲーム化で、原作のサザンクロス編からラオウ編までのエピソードを基にしたサイドニューのアクションゲームです。セガマークIIIで展開されたゴールドカートリッジシリーズの初期作品として、ハードメーカーであるセガより1986年に発売されました。なお、メインプログラマーには後に『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を生み出すことになる中裕司氏が担当しています。
 
ゲームの流れはアイレムの『スパルタンX』に近く、キック・パンチ等の格闘技を武器に、次々と襲いかかる雑魚や中ボスを蹴散らしながら右方向に進んで行き、ステージ最後に待ち受けるボスを倒すとステージクリアーとなります。『スパルタンX』と同じくライフ制と残機制を採用していますが、『スパルタンX』にはなかった要素として、一定数の雑魚を倒すとライフがわずかに回復したり、道中に無敵やライフ回復やワープなどのアイテムが登場します。
ほぼ、パンチキック連打だけで進めた『スパルタンX』とは違い(特にファミコン版)、本作は攻撃時に一瞬の隙ができるので、まとめて雑魚が襲ってきた時にはタイミングよく攻撃ボタンを押さないとダメージを喰らうことがあります。また、中ボスではダメージを与えるだけでは倒せないキャラも登場し、当時発売された『スパルタンX』タイプのような単なる大味なゲームとは一線を画しています。
ボス戦では、道中ステージのキャラよりも一回り大きいキャラに切り替わり、ボスとの一対一の対戦が始まります。ボス戦は基本的に「ボスが技を出し終えた隙」でないとダメージを与えられず、フィニッシュ技である北斗神拳を決めるには、相手のライフが0になったときに、ボスごとに異なるある技でとどめを刺す必要があります。なお、ボスの一人である「トキ」は、向こうから攻撃仕掛けた後以外で攻撃すると即攻撃を喰らったり、後半ステージに登場する「サウザー」にはある手順に沿って技を決めないとライフを減らすことができず、ゲーム的なディフォルメながらも原作の設定を上手く再現しています。
当時の大容量である1メガビットカートリッジを採用しただけに、演出面も凝っていて、北斗神拳シーンや、ボス撃破後のちょっとしたデモや、有名な「我が生涯に一片の悔いなし!」のシーンも再現しています。当時放映されたTVCMの「北斗百裂拳」のシーンを観て、購入を決めたユーザーも多かったと思います。ゲーム性だけでなく、キャラゲーとしての魅力も抜かりがありません。他にも、当時の家庭用作品では珍しく、背景の奥行きの表現にラスタースクロールが使われたのは斬新でした。
エンディングはスタッフロールもなく、かなりあっけない作りですが、当時のゲームなので仕方ないのかも知れません(スタッフの引き抜き防止?)。
 
筆者は当時セガマークIIIを持っていないどころか、クラスメイトでもマークIIIユーザーが皆無に等しく(もっともファミコン最盛期でセガマークIIIを買うような物好きは当時の小学生にはいない)、プレイする機会に恵まれませんでした。
それから数年が経ち、筆者は晴れてメガドライブユーザーとなったのですが、ある日メガドライブ専門誌を読んで、「どうやらセガマークIIIの北斗の拳は名作らしい」ということを知り、ひたすらバイトでお金を貯め、秋葉原で中古ソフトを買いました。1995年の夏休みだったと思います。
発売から9年経ってからのプレイなので、商業誌などの攻略情報を持っていなく、しかも当時はインターネットがまだ一般的ではなかったので、当然ながら攻略サイトもなく、手元にある説明書の情報だけを頼りに攻略することになりました。
最初は『スパルタンX』のように連打プレイしていたので、敵にダメージを与えることができず(特に一面道中に登場する「ハート様」の倒し方ですらわからなかった)、そこで数時間悩み続けました。それ以降も、倒し方が特殊なボスが多く登場するので、試行錯誤を繰り返し、購入から10日目でようやく念願のクリアーを達成することができました。元々筆者はアクションゲームが下手なので攻略情報は頼りがちなのですが、これは最後まで自力で制覇することができたので達成感はかなり大きかったです。昔の大半のゲームがそうであったように本作でもコンティニューの概念がありませんが、難易度が高い作品が大半を占めるマークIIIソフトの中でも、本作は適度な難易度だと思います。ただ、マークIIIの標準パッドでは操作性が悪過ぎて、ラスボスの「ラオウ」が余計強く感じるのが難点です(これはメガドライブパッドに差し替えることで解決しますが)。
 
なお、本作はグラフィック関係を差し替えた海外版が『BLACK BELT』として発売されています。北斗神拳が怪しい技名に変更されたり、敵として力士や忍者が登場したり、ライフ回復アイテムが寿司になっていたりと、日本を勘違いしたような世界観と化しています。ファミ通の『ナイツ・ナイス・ナイト・ツアーズ』(セガサターン版『NiGHTS』の攻略本)に掲載されている中裕司氏のインタビューによると、中氏をはじめとする国内版のスタッフがノリながら作ったとか。バカゲー愛好家なら、遊び比べてみるのも面白いかも知れません。バカゲー度は、「あべし」を取るとパワーアップするファミコン版に匹敵します()。肝心の難易度は、アイテム出現頻度が高くなっている分、国内版よりも低めとなっています。
 
後年にプレイステーション2に『SEGA AGES2500シリーズ』として本作のリメイク版が発売されましたが、単なる単調で大味なゲームとなっていて残念に思いました。しかも、マークIII版も同時収録されているのですが、操作遅延が酷く、「相手が技を出し終えた一瞬の隙に攻撃する」タイミングがシビアになってしまい、無駄に難易度が高くなっています。2本収録でお得のように感じますが、正直お勧めできません。
 
余談ですが、マークIII版パッケージに描かれている「レイ」ですが、本編には登場しません…

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ファミコンディスクシステムソフト
●スーパーマリオブラザーズ…1500
●スーパーマリオブラザーズ2800
 
秋葉原のラジオ会館内にある、レンタルショーケースショップで購入。
ゲーマーで知らぬ者がいないほどの超ビッグタイトルが、新品でこの値段ははっきりいって破格です。発売から25年経つだけに、ディスクの磁気の寿命は切れている可能性がありますが、レゲーファンにはプレイ用としてではなく、コレクターズアイテムとしても押さえて損はないかと思います。ケースはコンパクトで、外からメディアが見えるデザインがかっこよく、飾っておきたい逸品です。やはり、スーパーマリオは別格のオーラを感じます。
 
ちなみに新品カートリッジ版『スーパーマリオブラザーズ』(後期FFマーク版)は一万オーバーでした…

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メガCDの名作RPG『ルナ エターナルブルー』。トレーダーにて100円で購入。もちろん、付属のマップやシングルCDも同梱(但し帯は欠品)。
一時期、秋葉原では12800円まで値上がるなどプレミアが付いた時期があったのですが(定価は税別9800円)、数年後、セガサターン版『ルナ シルバースターストーリー』の発売に合わせ、メガCD版『ルナ エターナルブルー』が再販されたので(しかも初回版と同内容での再販)、今ではかなり安価で買えます(100円じゃ安価どころじゃない価格だな)。安く見かけるたびに買っているので、多分6本ぐらいは買っているはずです(笑)。
リメイク版であるセガサターン版やプレイステーション版では改悪された部分が多いので(特に最初のエンディング前のイベントで歌が流れないのにはがっかりした)、今でもメガCD版を高く評価するファンが多い作品です。
ちなみに私が唯一、発売日に買ったメガCDソフトで、何故かメガドライブの『ヘビーユニットMDSP』と一緒に買ってたりします(笑)。
 
 
 
 
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で、こちらの画像は海外プレイステーション版『ルナ2 エターナルブルー』。見にくくってすみません…。
向こうではピクチャーレーベルのゲームディスクの他に、ムービーディスク、サントラCD120ページに及ぶハードカバーのブックレット、フィールドマップ等が付いた豪華仕様。残念ながら私の買った中古ソフトは同梱のルーシアのアミュレットが欠品でしたが、そのため(?)リバティで1000円で購入することができました。まあ、買ったところで国内本体では起動できないんですがね(笑)。
しかし、元は日本のゲームなのに、できれば日本でもこの仕様で出て欲しかったです。特にサントラはさほど場所を取らないグッズなので、ファンには嬉しいはずです。
 

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太田出版『ファミリーコンピュータ1983-1994』。2003年発売。
 
2003年に東京都写真美術館で行われたファミコン20周年イベント「テレビゲームの展覧会 レベルX」に合わせて発売されたファミコン本で、ファミコンソフト全1252タイトルのパッケージ写真、ファミコンを代表する有名タイトルの解説、ゲーム業界の著名人(宮本マリオ茂、堀井ラブマッチテニス雄二、小島夢大陸アドベンチャー秀夫、糸井バス釣りNo.1”重里、田尻パルスマン智、中村ニュートロン光一、中"ガールズガーデン裕司など)のインタビューが掲載されています。
 
ファミコンを玩具ではなく、文化として捉えた学術的な書籍で、ゲーム画面は数点しか掲載せず、美術展のパンフレットのような作りとなっています(英文訳が一緒に載せているあたり、それを伺わせる)。いわゆるカタログ本を期待すると肩透かしを喰らうかも知れません。
 
感想ですが、ゲーム画面がごく数タイトルのゲームしか掲載されていないのでどんなゲームかイメージしにくく、せっかく全パッケージを掲載されているのにわざとパッケージを斜めに重ねて並べているので、パッケージ全体を見ることができません。
読み物としても、クリエイターインタビューは資料的な意味でも価値がある内容ですが、それのために定価2500円はかなり高額で、筆者のようにゲーム=おもちゃという考えの人間には全く向きませんでした。
 
カタログ本として購入するなら、この本の倍の金額を出しても、同時期に発売された『ファミ・コンプリート(三才ブックス)を買った方が圧倒的にいいです。アート的な作りであるこの本も認めないわけではないのですが、読んだ後にファミコンがやりたくなるほどの魅力がありません。
マニアじゃない人が昔を懐かしむ程度ならこれでいいかも知れませんが、今でもファミコンをやっているようなレゲーマーにはお勧めしません。
 
なお、この本は同僚からいただいたのであまり酷評はできないのですが()、個人的には同社が翌年に発売した『メガドライブ大全』よりマシかと思います。定価が『メガドライブ大全』よりも1000円安いので、それだけ損額が少なくてすみますしね()
 
ところでこの本に掲載されているパッケージ写真、保管状態が悪かったのか、ほとんどのパッケージが色褪せて(色焼け)いて、見栄えが悪いのが残念です。斜めに重ねて並べたのも、パッケージの色褪せを目立たせないための手段だったのかも知れません。そういった面でも、『ファミ・コンプリート』は一歩上をいってました。

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