2015年07月

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本日はナグザットのファミコンソフト『サマーカーニバル'92 烈火』が発売されて23周年となります!おめでとうございます!
 
ナグザットのシューティングゲームイベント「サマーカーニバル」公式ソフトではありますが、スーパーファミコン全盛期にファミコンで、しかもシューティングゲームが下火になった1992年に発売されたこともあり、イベント用のソフトでありながら出回りの悪いソフトとして知られています。
 
近年3DSバーチャルコンソールで配信されたこともあり有名なタイトルなので説明は省きますが(笑)、そもそも本当に「サマーカーニバル」が行われたのか疑問なんですよね。
確かに当時のゲーム雑誌には全国数十箇所の会場が掲載されましたが、いまだ大会に出場をしたという話が誰からも聞いたことがありません。本当に開催されたのか、それとも人が集まらなかったから大会が行われなかったのか…うーん
 
…ということで、実際に大会に参加された方がいらっしゃいましたら当ブログまでご連絡ください(笑)
 
 
 
ューティング大会ついでに昨日はコナミデジタルエンタテイメントのシューティングキャラバン認定ソフト『ヘクター'87』が発売されて28周年でした!
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最近になって知ったのですが、ソフトの発売から大会開始まで一週間もなかったってマジっすか?
みんな同じ条件とはいえ、ゲームに慣れていない子供たちだらけでギャラリーとして見てもあまり面白くなかったんじゃないかなあ。連射必須の作りだけあって普通にプレイしても難しいゲームなのに、発売から一週間でまともに攻略できた人なんてごくわずかだったろうなあ。
だから、同年のキャラバンは保険としてボンバーキングのカラオケ大会が同時に行なわれたのかも!(笑)
 
 
 
 
 
●今日の妖怪ウォッチ
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このリアルなタッチなウサギ、3DSの『バッジとれ~るセンター』のバイトくんのパロですか?
 
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松岡修造っすか?
 
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『SLAM DANK』の安西先生ですか?(笑)
 
 
 
 
 
●今週の週刊少年チャンピオン
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タイトルがキャラの頭で隠れてしまっていますが、これじゃぱっと見『車田正美マガジン』に見えてしまう(笑)
というか、せっかく『聖闘士星矢』の連載が再開されたのに、次の掲載は秋発売号だなんて酷すぎるよ…チャンピオン連載陣の中でも世界的ヒットコミックなのに…
 
 
 
 
 
●ドラクエモンスターズジョーカー3発表
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待ちに待ったドラクエモンスターズシリーズ最新作がついに発表されました!
機種は3DSで発売時期が未定ですが、3DS版『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』を150時間やり込むほどハマっただけに楽しみです!
 
…すみません…シリーズでやり込んだのはそれとDS版『ドラゴンクエストジョーカーズ2』だけでした(笑)
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最新作の発表もいいですが、個人的には『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』のリメイクにも期待したいですね。というか、
個人的に(キャラバンハートの舞台である)ドラクエ2の世界で冒険したいだけですが(笑)

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日本コンピュータシステムのメガドライブソフト『グレイランサー』が発売されて23周年です!おめでとうございます!
 
本作は横スクロールシューティングで、同社の『ジノーグ』に比べるとシューティングとして比較的オーソドックな作りですが、あえて挙げるなら自機の上下につくガンナー(グラディウスのオプションみたいなもの)システムが特徴となっております。
ゲームスタート時にプレイヤーの好みのガンナーのフォーメーションを選べますが、ゲーム中に選択することができないので自分が使いやすいと思うフォーメーションを選ぶといいでしょう。裏を返せば特定のフォーメーションじゃないと抜けられないという場面はありません(笑)
 
ステージ構成はトラップらしい仕掛けもなく淡々と進んでいく感じですが、パターンを覚えずも進めるステージ構成とも言えるので、地形やトラップ配置の関係で基本的にパターンを覚えないと進められない横スクロールシューティングの中でも本作は初心者向けといえそうです。
 
個人的に本作で惹かれたのはオープニングやステージ間で挿入されるビジュアルシーン。
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8メガの大容量の半分近くは費やしたんじゃないかと思うほどクオリティの高いグラフィックのビジュアルシーンが大きなサイズで表示されるのは驚きました。CDメディアじゃないので動き自体は簡単なものですが、カートリッジでここまでやれば十分でしょう。割と枚数もありますし。
しかし、せっかく同人作家としても有名なあいざわひろし先生を起用したのに、パッケージにあいざわイラストを使わなかったのは勿体無いなあ…
 
他にも、メガドラユーザーの間でスター的な扱いを受けた人気コンポーザー岩垂氏によるBGMの数々は綺麗な音色で聴き応えあったり、パワーアップ時のボイス発生も(クリアじゃないものの)雰囲気が出ていて、グラフィック面もサウンド面も、メガドラシューティング全体的に見ても高いクオリティだと思います。
 
メガドラシューティングとしては並の出来かと思いますが、同じく淡々とステージが展開する『アローフラッシュ』(セガゲームス)ほどの退屈さはないので(笑)、気軽に遊ぶにはこのぐらいの出来が肩を張らずにいいかも知れません。毎回ガチなシューティングを遊ぶのは辛いですからね(笑)
 
幸いなことにWiiバーチャルコンソールでは本作が安価で購入できるので、この値段なら手軽に遊べるシューティングとしておさえていいかと思います!
 
ところで本作は同時期にテクノソフトから超大作シューティング『サンダーフォースIV』が発売された為、あまり注目されることがありませんでした。
もっとも、この1992年からシューティングが売れなくなった時代で、渋谷洋一が『BEEP!メガドライブ』誌上でシューティング応援特集を組んだりして盛り上げようとしたのですが、日本コンピュータシステムいわく「グレイランサーはなかなか受注が集まらなかった」そうで、同社がメガドラから撤退するきっかけになったソフトともいえます。
 
その直後に『ラングリッサーII』が発表されましたが、会社側としてはメガドライブ自体に新作を出すか出せないか微妙なところだったようで、当時の『BEEP!メガドライブ』読者ならご存知かと思いますが、読者応援ページを設けて正式に発売が決まるよう声を掛けていましたが、今思えばメガドラユーザーへのファンサービスでしたね。パッケージから臭う低予算ぶりと、その直後にシナリオが強化された他機種版の発表を見ると、あくまでファンサービス的な発売のようにも見えますが、それでもゲームとしてはかなりよく出来ていたし、何よりもきちんと発売してくれたことに感謝したものです。

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本日はセガ初の家庭用ゲーム機、『SG-1000』が発売されて32周年となります!おめでとうございます!
 
…とはいっても、私の初SG-1000は翌年に発売されたマイナーチェンジの『SG-1000II』からですが(笑)
リアルタイムの思い出といえば『オーガス』を遊んだ以外は思い出せないのですが、ソフトはメガドラ時代からちょくちょくと集めていたんですよね。
 
その一部がこれ。
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他にも裸でソフトを持っていたりするので、学習ソフトなどの実用系以外は半数以上は持っているはずです。
 
正直、同時期のファミコンに比べると癖があるゲームが多いのですが、それでも『バンクパニック』『ゴルゴ13』は類似品が皆無なオリジナリティが高いシューティングとして今遊んでもいけますね
 
 
そしてよく言われることですが、
「同時期にファミコンが発売されたせいでSG-1000は売れなかった」
は実は誤解のようで、むしろファミコンとの相乗効果もあってセガが想像してたよりも遥かに売れたようです。
 
『セガコンシューマーヒストリー』(エンターブレイン刊)掲載の佐藤社長(当時)のインタビューによると、当時の家庭用ハードは玩具としては高額商品とあって5万台売れれば成功だったようですが、このSG-1000はその3倍の15万台売れたようです。
その後改良を加えたSG-1000IIが発売され、さらに翌年に新ハードセガマークIIIを発売されるなど、セガがコンシューマー事業を始めるきっかけにもなったので、セガとしては成功したハードといえそうです。
 
そういえば、今思えば30年前後前はファミコンやSG-1000だけでなく、各社から数多くの家庭用ハードが発売されました。
バンダイはアルカディアやインテレビジョンや高速船、トミーはぴゅう太シリーズ、カシオはPV-1000&2000、エポック社はスーパーカセットビジョン、日本物産のマイビジョンなど、自分でも把握できないぐらい多くの家庭用ハードが80年代前半に発売されましたが、結局このハード戦争で勝ち残ったのは任天堂とセガだけなので、どれだけセガのSG-1000は売れたかわかると思います。
 
確かに普及率の面でファミコンには負けたかも知れませんが、それは単にファミコンが圧倒的すぎるだけで、それまでの家庭用ハードの中ではかなりのヒット商品といえそうです。本当に売れなかったらSG-1000IIは出なかったとも言われていますしね(笑)

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本日はセガゲームスのメガドライブソフト『Jリーグ プロストライカー2』が発売されて21周年となります!おめでとうございます!
ソフトを実家に置いてあるので、手元にあった実演用サンプルカートリッジの画像を貼っておきます(笑)
 
実演サンプルといえば、今までカートリッジでしか見たことなく、パッケージが存在しないと思っていた時期があるんですよね。
そんなある日、ふと先日ヤフオクを見ていたらパッケージ付き完品が出品されていました。
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上の画像はそのヤフオクからの拾い物ですが、思えば同じ実演用サンプルソフトの『ガンスターヒーローズ』『ダイナマイトヘッディー』にはパッケージが用意されていたので、これだけないのも考えられない話ですよね(笑)
 
しかし、Jリーグが開催された前年よりもブームが下火になったとはいえ当時のJリーグブームからするとこの実演用サンプルは上記2タイトルよりも出回っていそうですが、発売から20年以上経って初めてパッケージの存在に気付いたことは意外と出回りが少なかったのかも知れません。
実際、『ガンスターヒーローズ』の実演用サンプルを稼働していたゲームショップは結構見ましたが、この『Jリーグプロストライカー2』をデモっているショップは見たことありません。
まあ、ショップ側からすると、メガドライブのサッカーゲームをデモるぐらいならスーパーファミコンのサッカーゲームをデモった方が効果的だったと思いますが(爆)
 
肝心のゲーム内容は実はまともに遊んだことがないので今回もパス(笑)
 
そういえば覇王だったかじゅげむだったか忘れましたが、元ゲームアイドル(?)の千葉麗子がこのソフトのレビューをやっていたのを思い出しました。良く言えば好印象なレビュー、悪く言えば無難なレビューでしたが、直接本人が書いたレビューとしてはこれでいいんじゃないかと。誰かは言いませんが、ちょっと前までゲームアイドルをやってたAさんみたいにゴーストが書いている様子もなかったし(爆)
 
なお、『Jリーグプロストライカー2 実演用サンプル』ですが、某まんだらけだとなんと買取25,000円で買い取ってくれるようです。お小遣い稼ぎをしたい方は是非ともソフトをゲットしてまんだらけに持ち込みましょう!
簡単に見つかるほど甘くないけどな!
 
 
 
 
話は変わって、グリコのお菓子を買うと『妖怪ウォッチバスターズ』『妖怪ウォッチ2』に連動する「妖怪シール」が貰えますが、そのシールのひとつが…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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漫☆画太郎ですか!(笑)
 
最近インパクトのあるパロディないなあ、と思いながらTVシリーズを観ていたのですが、その鬱憤をこの一枚でチャラになりました…つか、漫☆画太郎ネタ使うなんて卑怯でしょ(笑)
 
我々の世代は『珍遊記』でこの作風に慣れているからいいですが(それでも当時はインパクトあるけれど)、漫☆画太郎作品の実体験のない今の子供がこれを見たらトラウマに苛まれるんじゃないかと心配しますが、もっともこれは大人の余計なお世話な意見でしょうね。むしろ毒を与えるのも教育かと(笑)

訃報を聞いてかなり驚きましたが、いつぞやの激やせした姿を見た時から「もしや」と思っていたのですが、それでも55歳は早すぎです。
しかも、前社長である山内氏が亡くなってから2年も経っていないですし…
 
今後の任天堂の動向が気になるところですが、任天堂の新ハードNXの陽の目を見ないままこの世を去るなんてあまりにも悲しすぎます。
まるで自身が手掛けたワンダースワンの発売を待たずに交通事故で亡くなられた元任天堂の横井軍平氏を思い出します。
 
岩田社長はHAL研究所所属時代にプログラマーとしてファミコン初期から数多くの名作を生み出したり、任天堂の社長に就任されてからもニンテンドーダイレクトや社長が訊くを配信するなど、社長の身でありながら自ら自社タイトルの宣伝を大々的にやっていたりと、その活躍ぶりはある程度ゲームに詳しい方ならご存知かと思います。
 
 
その数多い岩田作品の中でも思い出深いのはファミコンの『ゴルフ』
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初めてプレイしたのは31年ほど前かと思いますが、当時はファミコンなんて持っていなく、幼馴染の家でずっと遊んでいました。
そのファミコンも、その幼馴染のお父さんの所有物ということもあり、彼の家にはこれしかソフトがないという事情もありましたが、二人で遊べることもありずっと遊んでいました。
お互い幼いこともあり、ゴルフのルールなんて理解せずに遊んでましたが(笑)
 
当時はファミコンそのものが珍しい存在だったので、当然ながら技術的なことは何も考えずに遊んでいたのですが、今思えば凄いゲームですね。
 
近年のゴルフゲームはやったことがないので比較はできないですが、『ゴルフ』をはじめ、岩田社長が手掛けてきたゴルフゲームに影響されて開発したと言われるSCEの『みんなのGOLF』(開発キャメロット)と基本となる部分が変わらず(2D&3Dの画面表示、ショット時のパワーメーター表示など)、それをファミコンの最初期に発売してしまったのが驚異的です。
しかも、ファミコンの初期は同時期のゲーム機と比べてメモリの少なさから『ドンキーコング』ではアーケード版よりも少ない全3面にされましたが、こちらはなんと18ホールの大ボリューム。低容量ながらもあの作り込みは、同時期の任天堂スポーツゲームと比較しても頭が一つ飛び抜けています。
 
売り上げ面を見ても『ゴルフ』は246万本と、全ファミコンソフトの中で歴代6位の売り上げを誇り、同じ任天堂スポーツの『ベースボール』と比べて11万本近く売り上げています。何が言いたいかというと、当時の日本のスポーツの王様だった野球に比べ、金持ちの娯楽のように見られたゴルフは一般性が低いスポーツでしたが、ファミコンソフトの売り上げでは逆転しているということです
しかも、当時のゲーム機は今以上に子供の玩具というイメージも強かったので、この246万本という数は大人だけでなく、子供までも巻き込んだヒット作といえます。
 
ゴルフを知らない小学生になったばかりの私でも問題なく遊べるよう作られたこの『ゴルフ』は、自分にとって岩田史を語るに欠かせない一本になります。
岩田社長はファミコン初期には他にも『バルーンファイト』『ピンボール』といった傑作も出していますが、思い入れという一点で見れば『ゴルフ』の印象が強いです。
 
 
そうそう、ネットニュースやゲハでは「岩田社長はゲーム開発者としては優秀だけど経営者としては無能」とDisっている声をよく聞きますが、私はそうは思えないんですよね。
 
連続の赤字を繰り返しながらも、リストラを敢行せずに黒字化させたその手腕は他の経営者も見習うべきだと思います。
ゲームを作るのは人です。その人を切って人件費を削ったら開発力が衰えるのは、実際にリストラを敢行したスクウェア・エニックス(タイトー)の現状を見れば一目瞭然です。
しかも、希望退職を募集すれば、実力のある人はそんな落ち目のある会社には見切りをつけて退職金が貰えるうちに退職して、他社へ移籍したり、独立するわけで、リストラを敢行してますます優秀な人材が抜けて余計その会社が詰むのはシャープの現状を見れば一目瞭然です(笑)
岩田社長はプログラマーとして昔から開発現場にいたからこそ人の大切さを知っているわけで、それが数多くの任天堂作品のクオリティの高さに繋がっていると私はそう思います。
 
 
たった一回分の記事で岩田社長の偉業を語るのは私の文才では不可能ですが、それは他の方が語ってくれるので、あえて私はファミコンの『ゴルフ』の素晴らしさを語るだけにしておきます。
 
長くなりましたが、今後ニンテンドーダイレクトで岩田社長の姿を二度と見ることができなくなることに実感が沸きません。お悔やみ申し上げます。

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