2017年01月

先日、秋葉原に行った際にとても珍しい物がBEEP@アキバに入荷してました!BEEPといえば先日、幻のPCエンジンソフト『カトちゃんケンちゃん ゴールドver.』が入荷したばかりですが、それと肩を並べるレアアイテムが入荷しました!
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タイトーのファミコンソフト『影の伝説 -LEGEND OF KAGE-』の懸賞品である「おしゃべり霧姫」が遂にBEEP@アキバに降臨です!
説明書か販促チラシの何かで存在は知ってましたが、まさか21世紀になってもこの世に現存するなんて…。見ての通り箱付属で、汚れもなければ色褪せもなく、店員さん曰く、駆動はするものの、おしゃべり機能は不全だそうです。超激レアアイテムだけに値札はつけられていませんが、ここまでレア過ぎると値段がつけられそうもないですな。
 
ところで、みんなが忘れた頃に劇場版が公開されたり、ニンテンドーDSで続編が出ましたが、あれどうなったんだろ?
そして、タイトーファミコン繋がりで、このまま幻となった『アルカノイドII』非売品バージョンジ『ウラナイドII』の開発ロムが出てくれると嬉しいのですが。あれ、プレゼント品としては存在しないですが、実際はどこまで作られたんですかね?
 
 
 
この日にゲットしたレトロゲームはこちら
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・スカイデストロイヤー(FC裸) …93円
・茶々丸パニック(GB裸) …93円
・ヨッスィーのたまご(GB裸) …93円
・飛龍の拳烈伝GB(GBC裸) …458円
 
『スカイデストロイヤー』はタイトーの同名アーケードからの移植の幻の3Dシューティング。というか、アーケード版は幻すぎて21世紀になって初めて見たぐらいです(笑)。あまりにもアーケード版が見かけないので、同社の『ちゃっくんぽっぷ』同様、アーケード版よりも家庭用移植版の方がメジャーという珍しいパターンです。その(アーケード版が)レアゲーの裸ファミコンソフトとはいえ93円で買えるのだから素晴らしい時代です(笑)
 
『茶々丸くんパニック』は当時のヒューマンの広報の茶々丸氏が主人公のアクションゲーム。デコの『ゼロイゼ』のようなおはじきのようなゲームデザインで、4人まで対戦可能となっています。ただ、あまりにも茶々丸氏の存在が世間に知られていないので、彼の名を冠するタイトルで売って、売り上げに繋がったのか疑問。それはそうと、このシリーズの2作目はファミコンで出る予定でしたが、肝心のファミコン市場が死亡した為に発売中止となりました…アーメン…
 
『飛龍の拳烈伝GB』は、本作の10年前にカルチャーブレーンよりゲボ(ゲームボーイの略称)で発売された『飛龍の拳外伝』のカラー化のリメイク。当時は未完で終わったファミコン版『飛龍の拳III 五人の龍戦士(ドラゴン)』の話の続きを期待してただけに残念でした…。当時のスタッフがスーファミ時代にカルチャーブレーンを去ってしまったので続編が難しそうですが、それ以上にシリーズを支えてきたカルブレの遠藤専務の容態がかなりやばいそうなのが心配です…

現在、埼玉の川口の映像ミュージアムで開催されている「あそぶ!ゲーム展 ステージ2 ゲームセンターvsファミコン」に今さらながら日曜日に行ってまいりました。
開催から結構経っていることもあり、他のところでもレポートされているので、ここでは個人的に興味を持った展示品を幾つかピックアップします。
 
 
 
 
●ゼビウス1,000万点への道&ゲームフリーク
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当時高校生だった、うる星あんず氏が手掛けたゼビウスの攻略本。同人誌でありながら3,000部も売れたという、下手な商業攻略本よりも売れましたが、その割に近年ではこの同人誌が取引されたという話は全く聞かないので、かなりの冊数が海外に流れたんでしょうね(んなバカな)。
画像右の冊子は、今ではポケモンで有名なゲームフリークのミニコミ誌(のレプリカ)。当時の事は知らないですが、個人が作ったミニコミ誌を置いてくれる本屋があったとは、著者の田尻氏のインタビューで初めて知りました。当時はメロンブックスといった委託屋がなかった時代ですし(笑)
 
 
 
 
●バブルシステムとデコカセットシステム
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『グラディウス』で有名なバブルシステムと世界初の汎用システム基板であるデコカセットシステム。どちらも死ぬほどメンテが大変なシステム基板が故に、動体品はかなりレアかと。デコカセの方は近年、マフィアさんといった有志によって保存方法が確立されましたが、バブルシステムもメンテ方法が確立する日が来ることを祈っています(他力本願)。
 
 
 
 
●初代ゲームボーイ
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ソフトはスクウェア・エニックスの『魔界塔士Sa・Ga』。しかし、今見ると初代ゲボ(ゲームボーイの略称)の液晶が死ぬほど見づらい上に、バックライトやフロントライトさえもなく、スクロールの残像が酷いですね…。実機にこだわるマニアでも実機で遊ぶ場合は改造を施すぐらいはノーマルな状態で遊ぶのは辛いほどですし…。これを普通に遊んでいた昭和の人は偉いと思います(汗)
と言いつつ、当時は他にやるものもなくてバグ技を駆使して2時間以内でクリアする程度はやり込みましたが(笑)
 
 
 
 
●X68000
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シャープの16bitパソコンX68000。ゲーム機として見ればアーケード移植に強い印象ですが、デモってたのが思考型の歴史シュミレーションの代表格であるコエテク(コーエーテクモゲームスの略称)のノブヤボの全国版(信長の野望 全・国・版の略称)というのが激渋だろwwwwwww(アーケード版グラディウスが展示されてた為ので初代X68k同梱のグラディウスは被るからNGだろうし、展示品のジャンル的なバランスを考えて歴史シミュレーション枠として選ばれたと思う、思うけど…)
 
ちなみに隣で稼働してたNECのPC88は今でもシリーズ展開をし続ける日本ファルコムの『イース』の第一作だったのが逆に普通すぎるように見えました(笑)
 
 
 
 
●メガドライブ
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セガのメガドライブは『ザ・スーパー忍』の初期版がプレイアブルでした。その隣の説明文がやたらマニアックですが、修正版を当時買えた人はどれだけいるのかなあ。
ちなみに、その横に稼働してたPCエンジン(白い初期型)は『R・TYPE I』でした。ブラウン管テレビによるRF接続で画像がボケボケでしたが、今となっては鮮明ではない画質は逆に味があっていいですね。高画質だけが脳じゃないし。それでもWiiUバーチャルコンソールのファミコンタイトルの画質だけは未だ納得しないけど。
 
 
他にも、『ゼビウス』(バンダイナムコ)の貴重な企画書やイラスト原画『ドラゴンクエスト』(スクウェア・エニックス)、『ファイナルファンタジー』(スクウェア・エニックス)、『ボンバーマン』(コナミデジタルエンタテイメント)、『悪魔城ドラキュラ』(コナミデジタルエンタテイメント)、『MOTHER』(任天堂)といったファミコンソフトのパッケージが展示されているのに何故かここだけ撮影が禁止だとか、その時代を代表するアーケード作品がプレイアブル展示される中で、『カルノフ』(Gモード)が異彩を放ってたりとか、前回のようなスペイン(スペースインベーダーの略称)以前の絶滅危惧種レベルのビデオゲーム展示こそはないですが、フリープレイで510円の入場料が安く見えるボリュームある内容は素晴らしかったです。
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数ある展示品でも、一番嬉しかったのはアタリの『メジャーハボック』がオリジナルの筐体で遊べたのが大きかったです。
ベクタースキャンという特性上、ある意味でエミュレータでも再現できない、真っ暗な画面に色白く光る線画(線は白だけじゃないけど)の美しさに見惚れました。動きも滑らかだし、演出もカッコいい!ぶっちゃけこれだけでも会場に遊びに行った価値はあったといっても過言ではありません!現存するベクタースキャンモニターのレアさから、前回の『スペースウォー!』『ポン』のオリジナル筐体展示に匹敵するレア度だと思います。
 
 
 
今回は電車とバスを駆使して会場に向かったのですが、乗り物の中で寝てしまい、その日のうちに3回も乗り過ごしてしまいました…近年の体調の悪さも手伝って一時間近く乗り物に乗るのが苦手なようで、毎日片道一時間以上掛けて通勤する日との凄さを改めて思い知らされました!死ぬ思いして一時間掛けて出勤したら仕事にならんでしょ…実際、事務所でぶっ倒れた経験もあるし(汗)

先月より尿道結石で定期通院してたのですが、遂に通院解除となりました。また痛み出したら通うレベルにはよくなったようで一安心。しかし、あんな地獄のような痛さはもう勘弁だけど(汗)
 
 
話は変わって、先日ファミコン版『ドラゴンクエスト』(スクウェア・エニックス)をレトロフリークにてクリアしました!
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ほぼ30年近くぶりのクリアですが、その時はローラ姫救出エンドだったので、今回は救出なしでエンディングを迎えました。それにしても酷い(笑)。
ところで何故、レトロフリークでプレイしたかというと、実機を用意するのがかったるいのもそうですが(笑)、4倍速モードでスピーディに遊びたかったのが理由です。この時代のRPGって今のRPGに慣れていると経験値稼ぎが面倒臭いんですよね。
じゃあ最後まで4倍速で遊んでテンポ良く遊べたかというと、これが厳しい…。
メッセージスピードを速く設定した状態で4倍速にしても目が追えるレベルの遅さだし、次のレベルまでの経験値が結構多めで、今どきのRPGのようにイベントをこなしつつ進めると自然に必要レベルまで上がるということがなく、そもそもこのゲームはイベント自体が少ない(汗)。
昔のゲームにこんなことを言うのは当然ナンセンスなんだけれど、イベントの少なさを経験値稼ぎでプレイ時間を水増してるな、というのが久し振りに遊んだ感想ですが、当時はこれでもめちゃハマったのだから、時代に合わせた作品作りとしては当時はこれはこれで正解なんだろう。じゃなければ100万本なんて売れないし(笑)。
 
今回クリアして何故ドラクエシリーズは最初期に行われたMSXへの移植版や、アニバーサル的な意味合いを持つWii版以外でバーチャルコンソールを含めて移植版が存在しないのか分かった気がします。いくら名作と呼ばれるゲームでもその時代性に適しているのか?と言われると、今回はレトロフリークの4倍速モードで遊んだから良かったものの、実機では苦痛以外何ものでもありません。だからこそ、スーパーファミコン版以降に発売されたリメイク版ではグラフィックや音楽のリニューアルだけでなく、その時代に合わせてゲームバランスの見直し、UIの改良(ボタン一発で話しかけたり、調べたりできるなど)をしたリメイクで過去作を出し続けているんでしょうね。
題材こそは過去作だけど中身はほぼ新作として作り直しているからこそ、当時の古参ファンだけでなく、若い最近のファンにも支持されているシリーズに育ったんだと思います。

色々とメガドライブのことを調べてみて、まだまだ知らないことがあるな、と思ったのが最近ではパルソフトの『ダブルドラゴンII』のお話。
当時の専門誌の評価では「ファミコンレベルの出来!」とまで言われるほど低評価でしたが、この評価はテクノスジャパンによるファミコナイズが素晴らしかったファミコン版に失礼な評価のされ方で、少なくともメガドライブで作られたとは思えない低クオリティの出来でした。見た目が下手すればファミコン版より見劣る上に、少しでも敵が出現したら処理が激重になってまともに遊べる出来ではありませんでした。
 
その反面、音楽や効果音のクオリティがやたら良く、そこだけは高く評価されていますが、それもそのはずメガドライブ版の開発元はオウガシリーズなどで知られるクエストで、同社に深く関わっていたサウンドクリエイターの崎元仁氏が手掛けたテルプシコラと呼ばれる音源ドライバを搭載してるから、だそうです(崎元氏がどの曲を手掛けているかは不明ですが、ゲームオーバーの曲は岩田匡治氏が関わっているのは確か)。
このテルプシコラは崎元氏が関わったメガドラソフトに採用されて、データイーストなら『ミッドナイトレジスタンス』『サイドポケット』など、ホットビィなら『キングサーモン』『バッドオーメン』、テンゲンなら『ガントレット』などにも採用されています。
 
メガドライブ版『ダブルドラゴンII』と同じく、販売元パルソフト・開発元クエスト・作曲崎元仁氏繋がりというと、真っ先に思い出すのはPCエンジンのHuカードシューティング『マジカルチェイス』ですね。
PCエンジンオリジナル作品でありながら、二重スクロールを多様した奥行きのあるグラフィック、可愛らしいキャラクター、内蔵音源で鳴らしているとは思えない重厚なサウンド、高水準の技術力で作られた、まさに名作シューティングと呼ぶに相応しいクオリティでした。
クエストはこんな名作を作れる技術力を持ったメーカーなのに、その技術力の少しでもメガドラ版『ダブルドラゴンII』に分けてくれたら…と思うのでありました。
プレミアが付いているところは見習わなくていいからさ(プレミアはクエスト関係ない)
 
 
 
なお、メガドライブ版『ダブルドラゴンII』と同時期に発売されたパルソフトの『アンデッドライン』は、オリジナルのMSX版や、それのパワーアップ版であるX68000版の販売・開発元であるT&Eソフトが自ら移植を手掛けています。スタッフロールを見ると、3機種ともスタッフが共通しているようです。
こちらはメガドラ版『ダブルドラゴンII』とは違って本当によくできたファンタジー縦スクロールシューティングで、敵の攻撃が激しくて全体的に難易度が高いものの、各ステージの仕掛けや巨大なキャラクターやカッコいいBGMなど、T&Eソフトらしいセンスあるゲームに仕上がっています。これでミス後の復活がステージの最初からじゃなかったらなあ…

日経新聞でNintendo Switchの体験会前後に株価が下がったことに対し「投資家にとって29,980円は高く感じられた」ような記述があり、実際高いかどうかはさておき、ゲームファンからは過去に高いゲームはたくさんあったと反論が見られましたが、物価が違う時代の商品と比べてもなあ…というのが正直なところ。
どうしても遊びたいゲームが出ているハードだったら安い高い関係なしに買うし、実際、セガサターンが出た当時は割り引いて4万近くする値段は高かったけどそれでも必死にバイトして貯めて買ったし、自分でも安いと思っている2万のXboxOneや旧プレステ4はハード買ってまで遊びたいソフトがないので未だ買ってないですし(笑)。
 
ゲームファンにNintendo Switchが高いと思っている人の何割かは、同じ価格帯のプレステ4のソフトラインナップの充実さの違いと将来性の不安が大きいようで、「これだったらプレステ4を買うよ!」…って、プレステ4買ってないんかい!(笑)
 
確かに現時点で最も高スペックなプレステ4(旧)が3万で買えるのは魅力だけど、自分にとって歴代プレステハードは数年使うと壊れるというジンクスがあり、実際、ハードオフに行くと完動品のハードよりもジャンク本体の比率が多いわけで、買い直しを考慮すると倍くらいの価格を想定した方がいいかも?うちのプレステハードで数年使って未だ無事なのはカードメディアのPSVitaだけですし(爆)
 
 
 
昨年、WiiUの製造中止が発表されましたが、任天堂ラストとなるWiiUタイトルが3/3に発売されるゼルダ最新作になるようですね。セガのドリームキャストの時はセガからのソフト供給がなくなった後も、サードパーティから幾つかシューティングゲームが発売されましたが、さすがに「任天堂のゲームしか売れない任天堂ハード」にそれはなさそうですね…(汗)
 
 
 
 
●ヤフオクでの戦利品
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・クイズスクランブルスペシャル
・ライズオブザドラゴン ブレードハンターミステリー
・スターウォーズ レベルアサルト
・ザ・サードワールドウォー
4枚セットで1,000円
 
安価でなかなか見ない『スターウォーズ レベルアサルト』(ビクター)『ザ・サードワールドウォー』(マイクロネット)目的でこのセットを落札。正直状態はあまりよくないですが、この2タイトルが付いてこの価格は満足です。しかし、『ブラックホール・アサルト』以降のマイクロネットのメガCDソフトはやたら裏技が充実してましたが、特に『ブラックホール・アサルト』の裏技のおまけゲーム「ブラックボールアサルト(対戦パドルゲーム)」は中学時代、メガCDユーザーだった友達とよく遊んでました!(中学時代はまだ自分はメガCDを持ってなかった)肝心の格闘部分が微妙すぎて、ぶっちゃけおまけの方が面白かったし(爆)
 
 
 
 
●俺が…俺たちがガンダムだ!
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今年で『機動戦士ガンダム00』が10周年を迎えたということで、レンタル落ちのDVDがファーストシーズン・セカンドシーズン合わせて全巻が6,800円だったので購入。キャラ原案に高河ゆん先生が採用されたことに当時から疑問でしたが、今思えば同じサンライズ作品の『コードギアス 反逆のルルーシュ』のキャラ原案を担当したCLAMPからの流れかな、と思ったり。サンライズの中に同人出身の作家さんが好きな人がいたのかな、と(んなわけないか)
しかし、全巻買ったところで観る暇あるかな…(汗)

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