2021年10月

10月29日はメガドライブ発売33周年だったけれども、そのとき海外では単なる偶然とはいえNintendo Switchに『パノラマコットン』と…え!?『ウィザードオブイモータル(The  Immortal)』!?事前のアナウンスがなかったから驚いたヨ!
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海外じゃSwitchオンラインでこれの北米ファミコン(NES)版が遊べるから北米メガドラ(GENESIS)版がニンテンドーeショップで単体配信されても不思議ではないけれど、日本から見たら
「なんで当時でもマイナーだったソフトを?」
思わざるを得ないし、こんなのを出されたら買う以外の選択肢なんてないじゃないか!(笑)

だけれどこのSwitch版、GENESIS版だけではなく、マップ構成が異なるNES版まで遊べるのはナイス。
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実質2タイトル収録でありながら価格は8ドル程度と、アーケードアーカイブス並みの金額ながら2本セットはお買い得!
ただこのゲームは知らないと抜けられないトラップが数多く配置されてたりと、とても万人向けなゲームじゃないことだけは忠告しておくけれど、このSwitch版はオプション機能としてステートセーブ&ロードが使えるから攻略はだいぶ楽になるのは助かる。その代わりテキストは英語オンリーで日本語への切り替えができないのは注意。
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本作に収録されたGENESIS版は、当時一部で話題となった残酷描写が完全再現されてるのはよく頑張ったなあ。NES版はオリジナル版からマイルド描写だったのでこれは嬉しい。中には生理的に受け付けないプレイヤーもいるだろうけれど、そんなプレイヤーはそもそもこんな独自世界観のゲームはやらない(汗)





●海外NintendoSwitch版コットン100%&パノラマコットン
取り敢えずどちらも軽く触れた程度なので、どれだけオリジナルと比べて忠実に再現されているかわからないけれど、『コットンサターントリビュート』で見られた明らかな操作遅延感じられなかったように思う。
個人的に発売前から気になってた日本語対応だけれど、どちらも日本バージョンまんまの移植で一安心(逆に英語テキストには切り替えられないので日本語が読めない現地人にあのデモは意味不明かも?)
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オプションモードは充実していて、ステートセーブ&ロード、スキャンラインの有無、ブラウン管風モード、そしてパノラマコットンのみフルスクリーンかオリジナルの4:3の画面比率の切り替えができたりと、今どきのアーケード移植並みの充実ぶり。
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ここまで出来ておいて、元が日本のゲームでありながら肝心の日本での発売が未定なのが残念なところ。
ただ、Switchはリージョンフリーの上、海外アカウントを持っていればソフトをダウンロードできるし、それが面倒であっても通販で買えるパッケージ版を手に入れれば遊べるので、今では入手が難しい実機環境を手配するよりかはだいぶ楽かも知れない(笑)





●ふしぎなブロビーがSwitchにリメイク
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ニンテンドーeショップ眺めてたら、ジャレコファミコンソフト『ふしぎなブロビー』の現行機ハード向けリメイクの『A Boy and His Blob』が11/5にSwitchに配信されると聞いて、イモータルに続きかなり驚き。
ファミコン版当時でも全然話題になった記憶もないし、友達の家で実際に遊んでもシステムがいまいち理解できず直ぐやめてしまった記憶でしかない(汗)

内容はブロビーにキャンディーを与えることで様々な形態へ変身させて進めていく、アクションパズルゲーム。スクリーンショットを見ると今風の手書き風グラフィックがいい感じ。数年前に出た『モンスターワールド ドラゴンの罠』の時も思ったけれど、過去の名作を手書き風でリメイクされる流れは今後ありそうな気配。いや、やってくださいゲームメーカー様!

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Nintendo Switchオンラインのメガドライブソフトがどうしてもやりたくて追加パックを購入。
年会費4900円は高いかどうかについては、実際に何かゲームをやってから判断しようと思って、早速『ストライダー飛竜』を難易度イージーでサクッと最後までやってみた。
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久々にやったけれど、当時はひたすらやってただけあって案外マップを覚えてるものだね。エンディングまで30分も掛からない手軽さも良い。今見ても演出がかっこいいなあ。
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メガドラ実機で最後に遊んだのがかれこれ10年以上前なので緻密な移植度に関してはわからないけれど、手触りでいえば他のSwitchオンラインのファミコン&スーファミ同様、操作遅延も感じられず違和感なく遊べた。これは良いね。

新作Switchソフトをやりつつだとメガドラはそこまで遊びとは思えないけれど、メガドラ実機環境を用意する面倒さは今のHD時代には手間的にもコスト的にも辛いものがあるから決して悪い金額じゃないと個人的には思う。あとは今後のラインナップ次第と当時は叶わなかったメガドラソフトのオンラインプレイにどれだけ魅力に感じるかだな。

ふと思い出したけれど、30年ほど前メガドラのゲーム図書館でオンラインプレイした人ってどれだけいたんだろう?




●次のM2による東亜移植は飛翔鮫と鮫!鮫!鮫!
万人向けに遊び易い難易度の『飛翔鮫』と、地獄のような難易度の『鮫!鮫!鮫!』のカップリングだけれど、今回の移植で採用されると言われるスーパーイージーモードで誰でも遊べる調整に期待。


ところで前回の『究極タイガーヘリ』は過去のコンシューマ移植版が多数収録されたことで話題になったけれど、今回の収録タイトルはコンシューマへの移植例が少なく、どんな仕様で発売されるか気になる。鮫!鮫!鮫!は国内ではメガドライブ版が有名だけれど、飛翔鮫はPC以外に日本では移植例がなく、海外でも自分が知る限りコンシューマではNES版しか出てないんだよね。しかも出来が微妙だし(汗)





●テレビゲーム総選挙
民放で久々に気になる企画だな。

ところで投票タイトルはどうしよう?普通に『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』でいいと思ったけれど、10年間のうち3回クリアした『ゼノブレイド』も捨てがたいんだよなあ。どちらも任天堂&モノリスソフト絡みのタイトルだけど(笑)

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海外での話になるんだけれど、スーパーファミコンの『コットン100%』とメガドライブの『パノラマコットン』が現行機であるSwitch/PS4に移植されるだけでなく、なんとそれぞれの16bit互換ハード対応のカートリッジ版(NTSC/PAL)でも出るとのこと。


オリジナル版の中古での入手難易度の高さから興味あっても手に入らない人も多いと思うので、近年のコットンシリーズ移植ラッシュで過去シリーズが欲しくなった人には特に朗報かも。
しかし、元が日本のゲームなんだからまず最初に日本でやってくれよと思わないでもないけれど、少し難易度が高いながらも日本でも手に入らないわけじゃないので、可能性がある分は有難いと思わなきゃね。パノラマコットンに至っては今回が初移植だし。
しかし、こんな企画が海外初なところを見ると、海外での人気が高い証明でもあるんだけれど、90年代当時コットンシリーズが海外で展開されたという話は全く聞かなかった。少なくともパノラマコットンは海外版は存在しなかった筈で、海外のマニアの口コミで評判が広まったのかも?

気になるカートリッジ版コットン100%とパノラマコットンは日本円にすると約9000円で、当時の定価とそう変わらない価格帯なので、プレミア価格じゃ買えない人にはなんとか買える金額だと思う。ただ、デモシーンが英語化されてる可能性があることを考慮すると完全な復刻じゃないから、コットンとシルクの掛け合いが好きな人はそこは悩ましいかも知れない(汗)


ちなみに自分は10/29(現地の日にち)配信予定のSwitchのダウンロード版を購入する予定。
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どちらも15ドル(税抜)と比較的安いので助かる。『コットンサターントリビュート』みたいに操作遅延がなければいいなあ(汗)

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Nintendo Switchの『究極タイガーヘリ』のあらかじめダウンロードが開始されたと聞いて早速購入したけれど、ダウンロードと同時に購入特典『洗脳ゲーム TEKI・PAKI』もダウンロードされるのね。つまりパッケージ版とは違ってダウンロードコードによる配布じゃないから、誰かにあげるということはできないというわけね。まあパッケージ版なんて買う予定もないけれど。
もちろん『ゲットスター』等が遊べる有料ダウンロードコンテンツも購入。FullSizeRender

28日の発売が楽しみだ。





●次週(10/28)アーケードアーカイブスはスカイキッド
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え?Switch版『ナムコミュージアム』にはすでに収録済みのスカイキッドをアケアカでも出すの?
と思ったらPS4では初移植になる…のか…?
ちなみに今回もラリーX同様、あくまで無印スカイキッドの配信で、DXバージョンは未収録…らしい。単体でも十分に魅力あるタイトルだから、シリーズの足元を固めるためにも変に欲張ってシリーズ展開が止まってしまったら悲しいからね。そもそも安価なシリーズだからそこまで文句は言わないか。





●初代PSソフトをコンプしたコレクターに祝福の声
これは偉業だよね。本数の多さもさることながら、資料によっては情報が異なるだけにどんなソフトが発売されてるのか調べるのも難しいし、何よりも集めてる途中で相場が上がったタイトルも相当数あるだろうから本当に凄い。


自分がゲームコレクターとしては三流以下というのもあって普通に凄いことだとは思うんだけれども、中には「廉価(ベスト)版まで揃えてないのは認めない」「特殊販売系ソフトはあるのか?」「(帯含む)付属品まで揃えてこそコンプリートだろう」といった意見を見かけて残念に思うんだよね。たぶんだけれど、そういう人はつまらない拘りが邪魔して、実際には口だけでこのコレクターさんほどの足下にも及ばないコレクションしか持ってないのがミエミエ。この程度なら誰でもできると言った意味で批判しているのならば、側から見れば負け惜しみでしかないし、自分から見ればダサいよね。これを機に更なるコレクションの強化をすればいいだけだし、逆に口だけでそこまでいってない人はスタートラインさえ立ててない訳で。まあ、お前も大したことないだろと言われたら反論できないけれど(汗)

ついこの間まで池袋PARCOでカプコンと手塚プロのコラボキャンペーンやってたんだけれど、過去のカプコン作品のポスター原画が見られるということで興味はありながらも残念ながらここ期間は身動き出来なくて行けなかったんだよね。
その展示会だけれども、やはりというか、『ロストワールド』は今では日本でも公式に海外版タイトルでもある『フォゴットンワールド』が正式なタイトルなんだね。
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思えば手塚治虫作品でも『ロストワールド』があるし、今回のコラボのことを考えるとこれでよかったと思うけれど、同じく『ワンダースリー』の件といい、カプコン社内に手塚治虫ファンがいたんだろうな。そして商標についてそこまで深く考えてもなかったんだろう(笑)

ちなみに自分はアーケード版の存在を当時知らなくメガドライブ版からやってたので、フォゴットンワールドの方がしっくりくる。タイトルロゴのデザインもフォゴットンの方が左右のバランスが良くて見栄えがいいしね。
ああ、こんな素敵な展示会、東京じゃそう滅多にやらないんだろうなあ。


カプコンついでに、先週ゲームショップ行って驚いたんだけれど、Nintendo Switchのパッケージソフト『ロックマンクラシックコレクション1+2』はカートリッジ内にロックマンクラシックコレクション1の内容、つまりロックマンシリーズの1〜6しか収録されてなくて、ロックマンクラシックコレクション2の方はパッケージ内のダウンロード番号を使ってダウンロードする形とのこと。自分はダウンロード版で買ったから、パッケージ版の事なんて知らなかったよ…。
もちろんダウンロード番号未使用であってもダウンロード期間はとっくに過ぎているので今はダウンロードすることはできないんだけれど、何故パッケージソフトなのにユーザーにこんな面倒なことをさせるのかな。

ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』『ファイナルファンタジーX/X-2HDリマスター』のような大容量ロムならば理解できるけれど、本作は昔のゲームの寄せ集めという事もあって容量なんてそこまで大きくないし、ますます意味がわからない。






●次回の題名のない音楽会はすぎやまこういちの音楽会〜そして伝説へ〜
当日の番組の構成を見ると、ドラクエ以外も扱いながらもメインはドラクエといった感じで、それだけ世間に与えたドラクエの影響力の高さを実感する。

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