2022年01月

先日、大森のブックオフに行く機会があって久々にレトロゲームコーナーを覗いてみたんだけれど、ニンテンドーDSの『Newスーパーマリオブラザーズ』って箱説付き中古が270円で買えるのね。歴代DSソフトで最も売れたソフトだけに流通量が多いとはいえ、あまりにもの安さで驚いてしまった。既に持っているタイトルなので買わなかったけれど、この値段ならば十分に楽しめるかと思う。
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一時期はDSソフトの高額化で騒がれていたり(しかもそれらタイトルの多くは未だ高額を維持してる)、これからDSソフトを始める人には敷居が高い(というかこれからDSをやり始める人なんているのか?)とか散々言われてるけれど、基本的に万人向けに面白いタイトルは当時売れただけあって今は在庫が潤沢で安く買えるわけだから、動画配信で興味持ったような既存ユーザーやコレクター以外で騒ぐ事はないのになと思ってしまう。
但し、DSのポケモンシリーズの中古は数百万本単位で売れながらも現在高めに流通しているけれど、あくまで定価前後のレベルでしかなく、そんな値段を出すならばSwitchで出ている最新作買う方がいいと思ってしまうけれど、それでも幾ら高いといっても一部の高騰化されたDSソフトほどじゃないしね。




●Switch版デュエルプリンセス配信停止

Switchのダウンロードソフトの配信停止は過去に何度かあって、音楽の盗用だったり(ワンストライク等)、版元の解散や変更だったり(ファイトオブゴッズ等)、色々あったけれど、今回は公式では発表されていないものの実際に買った人の話では表現の問題だったのでは?と言われているけれど、さて。

しかし表現の問題であるのならばCEROの審査には疑問が残るし、任天堂もSIEとは違って自社で表現基準を設けずCEROの基準に合わせて発売を許可しているようだし、ソフトメーカー側が後で自主規制に走った可能性もあるけれど、推測に過ぎないからなあ。

ちなみに自分はデュエルプリンセスを買ってない(笑)




●アケアカのピストル大名の冒険
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コンシューマ初移植という事で大変めでたい事なんだけれど、久々に遊んでみて、アーケード版稼働当時に現役だったメガドライブに移植されなくてよかった…というのが第一印象(笑)

メガドライブのナムコソフトってラインナップが微妙だと言われることがあるけれど、ピストル大名をやるとメガドラナムコはそこまでは悪くないラインナップだったんだなと思い知る。これと『ブラストオフ』がフェリオスやバーニングフォースの代わりにメガドライブに出てたとしたら発狂してしまう(汗)

…そうなるとそろそろブラストオフがアーケードアーカイブスに出てもおかしくはないのかも知れない(笑)

そんなナムコのアーケードアーカイブスだけれど、次回(来週)は『NewラリーX』が登場!
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無印のラリーXは配信済みだけれど、やはり多くの人が印象に残ってるのはこちらの方だろうから、人によっては待望の移植だろうね。やはり音楽の存在は偉大と感じる一本!

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真・女神転生V』の2周クリアを終えたばかりの昨年の大晦日からずっとプレイしてたNintendo Switch『グランディアII(グランディアHDコレクション収録)』を遂にクリア。

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こうやってプレイ履歴を見ると、他の新作を遊びながらグランディアIIを毎日欠かさずプレイしてるオレすげえと思ってしまう(笑)

グランディアII自体ドリームキャスト版発売当時以来久々に遊ぶから、それこそ二十数年ぶりのプレイになるだけに色々忘れてるけれど、数年前に遊んだ『ゼノブレイド2』の「特殊なダブルヒロイン」という設定が被っていたからいつかはプレイを再開したいと思ってただけに丁度良いタイミングでSwitchに復活してくれて助かった。とはいえ、次々と魅力ある新作が発売されたから、Switch版グランディアHDコレクションの配信からだいぶ遅れてグランディアIIの再開になってしまったけれど(笑)


ゲームカタログ辺りのレビューだとシリーズで最も陰が薄い作品と書かれてたけれど、一年半前にプレイした前作と比べると、ボリューム面で前作に劣るものの、ストーリー展開やバトルシステムがかなりスピーディーなので、個人的にはIIの方がお気に入りかも?
前作はシナリオ自体は素晴らしいんだけれど、話が面白くなるまでが長すぎるのと、魔法のスキル制(強くするには何度も魔法を使わないと成長しない)が割と苦痛で、当時は新鮮さもあってとても楽しいゲームに見える知れないけれど、今の視点で見れば面倒な部分が目立ってしまうから、今の若者が名作だからと聞いて遊んでも評価が分かれるかも知れない。ただ、フィールドを広く見渡す事ができないカメラアングルの仕様に関しては初代もIIも、今のゲームに慣れてると正直辛い。裏を返せばこの20年以上の間にRPGのシステムがそこまで進化したといえるのかも?

なお、このゲームはRPGに慣れたゲーマーならば30時間くらいでクリアできると思うけれど、今回はその倍以上掛けてクリア。
その理由は
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物語中盤に敵から力の種を大量にドロップして、リュード(主人公)の攻撃力を999にまで上げたから。

攻撃力がこれだけあると、(基本的に)負け戦闘となる最初のメルフィス戦でもダメージが通るので余裕で勝ててしまう。ただ、イベント的には負けを想定しているからメルフィスに勝てても報酬も何もメリットがなく、ただの自己満足に過ぎないけれど、プログラム的に倒せる事が分かっただけでも収穫と思うべきか(笑)

今の若者のレトロゲームに対する感性が分からないので、グランディアシリーズをお勧め出来るか微妙なところだけれど、ゲームアーツが熱かった時代を振り返るソフトとしてならば、それはそれで歴史的価値はあるゲームと言えるのかなあ…。そもそも今の若者がゲームアーツを知ってるとは思えないし、せめてスマブラを作ってるメーカーという認識かな?

上記のリンク先にテレビゲーム総選挙にセガのゲームがなかった理由が挙げられているけれど、まあ納得の解析だよな。


セガがコンシューマで最も勢いがあった時代は自分の実感でいえばハードメーカーだった90年代だとは思ってるけれど、ハードメーカーを撤退してから既に20年くらい経つから、若者にセガハードに対する思い入れがないのは仕方ないよね。自分が小学生だった頃であってもセガユーザーなんてクラスに一人でもいればマシなレベルでいなかったから、ファミコン全盛期にテレビゲーム総選挙を行われたとしてもセガのゲームが50位以内にランクインするとは言っちゃ悪いけれど考えられない。
少数派だったからこそ熱狂的なセガファンが生まれたのは事実だけれど、セガファンがよく語る「時代を先取りしていた」「技術力が高い」「前衛的な作品が多い」という指摘は、確かに当時は当時で凄かったんだろうけれど、それがゲームの面白さに直結してない事を感覚が麻痺し過ぎて無視されがち(汗)

任天堂のタイトルがどんな層にも強いのはコンシューマに対するスタンスを昔から変えてないのが理由だと思っていて、対するセガは逆にブレがあって、それで面白いゲームは出たりするんだけれど反面IPが長続きしないのも理由の一つだと思っているんだよね。今でも続いているセガIPといえば龍が如くシリーズはスピンオフ含めて十数年と絶えず続いてるけれど、馳星周氏がシナリオ監修した硬派なイメージの1&2と、バカゲーテイストが強まった近年のシリーズとは作風が違い過ぎて、ある意味でセガらしいんだけれど、シリーズ別集計で選挙という体制だと初期と後期作品で票が分かれるよね。サクラ大戦シリーズで例えるならば帝都花組と巴里花組で派閥が分かれるみたいな。

しかし、今回のIGNの記事の件はあくまでセガハードを知ってる世代の記者からの視点で書かれているけれど、セガハード自体を知らない今の子供にしてみればIGNはなぜ任天堂とセガを比較するのか疑問に思ってそう。もし並べるならばセガじゃなくてスクウェア・エニックスだろう(笑)





●アケアカ版ホッピングマッピー
先日アーケードアーカイブスとしてSwitch/PS4に配信されたナムコの作品だけれど、今回初めてプレイしてみて何故ゲーセンで滅多に見ないか理由がわかった。
1986年という時代性を考慮してもかなり地味過ぎる!
同年にナムコから『源平討魔伝』が出てた事を考えると埋もれてしまうのは仕方ないよね(汗)

何度かチャレンジして7417点取ったけれど、一つのステージで獲得できる点数が低いのもあってデフォルトのハイスコアである8000点までの道のりは意外と険しい。
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ところでこのゲーム、Switch版だとJoy-Conの十字ボタンで遊ぶのがいいみたい。Joy-Conのそれはボタンがそれぞれ孤立しているのもあって、斜めに誤入力する事が少なく、本作のような斜めに入力する必要ないゲームには重宝する。

次回アーケードアーカイブスは今週に続き2週連続でナムコ!しかもタイトルは…
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今回初移植となる『ピストル大名』!
ナムコミュージアムと被らないタイトルを意識的に移植するハムスターの姿勢はもう最高!

実は…というほどじゃないかも知れないけれど、自分が職場内ではかなりのゲーム好きで有名なことがあってか、同僚から要らなくなったゲームを貰うことは過去に何度もあり、今回頂いたのはなんとNintendo Switch Lite。
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本体カラーや付属の本体ケースから分かる通り前オーナーは女性。それだけあってケースからは香水っぽい匂いがやや残ってるという(笑)

実はSwitchシリーズ本体をもらうのはこれで3台目なんだけど、これらは緊急事態宣言を機に巣篭もり目的でどうぶつの森やモンハンやりたさにSwitchを買ったライトユーザーからもらったという共通点があって、一時期的とはいえ1、2タイトル程度のゲームで満足してしまうようなライト層にまで爆発的な需要がこれほどまであったハードはこれとニンテンドーDSの他に存在しないのでは?と、思ってしまった。
ちなみに彼らには売れば金になる事は知りながらもメルカリやヤフオクに出品するのが面倒臭いという共通点もあった(笑)

とにかく彼らには感謝しています。大事に扱わさせてもらいますね。ありがとうございます。


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手持ちのSwitchLiteを並べてみた。
有機ELの本体が出た今は需要は落ち着きつつあるけれど、持ち運ぶのに軽くてコンパクトなところと、その本体サイズに対してできるだけ面積を広くした画面サイズから、SwitchシリーズはLiteがお気に入り。アナログスティックの耐久性がJoy-Conのそれよりも高いのもいいよね。何年もメインで愛用しながら未だに壊れていない。


そうそう、その同僚からもう一つこんなのもいただきました。
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オレ、激辛の類が苦手なんだよなあ(汗)

2021年に遊んだゲームを振り返ろう、という事でMy  NintendoSwitch  history2021特設サイトが開催中なんだけれど、色んなユーザーの履歴をSNSで見るのはなかなか楽しい。

早速自分もやってみたけれど、こんな感じに。
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発売日に買って以来、通しで2周クリアした『真・女神転生V』がぶっちぎり一位に。自分としてはニンテンドー3DSの『真・女神転生ディープストレンジジャーニー』以来4年ぶりのメガテンシリーズになるんだけれど、あまりにもハマり過ぎて夜更かしは当たり前どころか、自分としては珍しく二日続けて会社を遅刻したほど熱中した(汗)

2、3位はコーエーテクモ開発の無双シリーズが続くけれど、どちらも昨年の作品でもないにも関わらず新作ソフト以上に遊んでいた事に自分でも驚き。もっとも『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は昨年配信された有料ダウンロードコンテンツの存在が大きかったけれど、物語を追うだけならばエンディングというエンディングは本編だけで迎えられるので、純粋に少しでも長くブレスオブザワイルドの世界に浸れるのが楽しかったんだろうな。今にしてみれば。

好みのゲームの分析結果がこちら。
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昨年だけで192タイトルものゲームを遊んできたんだけれど、ゲームジャンルとしてトップがアクションゲームなのは、毎週配信されるアーケードアーカイブス(配信済みのタイトルは全部購入済!)のジャンルの多くはアクションゲームなのが大きそう。昨年アケアカに参入したナムコもその殆どがアクションゲームだしね。

プレイ時間が長いゲームの上位3本がRPG(無双系はアクションRPG?)という事もあって、ロールプレイングゲームや戦うたびに強くなるゲームがあるのは納得だけれど、大作の合間にプレイしたパズルゲームがそれに続くのも納得。特に『Colorfall』(全200面!)に関しては一時期世界ランキング一位になってデベロッパーから祝いのメールが来たくらい(笑)

そのロールプレイングゲームよりもアドベンチャーゲームが上なのは自分でも意外だったんだけれど、クリア済みの『バディミッションBOND』『ファミコン探偵倶楽部』といった注目作だけでなく、乱発して発売されるエンターグラムのギャルゲーの多さが影響あるのかも?

あれだけ買ったシューティングがないのは意外なんだけれど、購入したシューティングの多くはアーケード移植だし、アーケードシューティングやるならば秋葉原Heyで十分だと思ってやらなかったのもありそう。

しかし、昨年は新作207本のゲームを買いながらも、旧作をいくつか遊んだとはいえ、我ながら192本という数をよく消化できたなと思う。休みの日はもちろんの事、移動中や勤務時間のタバコ休憩と称して遊びまくったからなあ。携帯できるSwitchならではの楽しみ方だよね。

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