まずは結婚前提の交際が始まったそうで、フジタさんおめでとうございます。
彼とは同い年なんだけれど、この年齢でも交際できたと聞くと純粋に凄いなと感じる。見えないところでマメに活動しているんだろうけれど、休日はひたすら寝てるか、近場の秋葉原やお台場探索している自分にはとてもじゃないけれど真似できないなあ。さて、ファミコン生誕40周年に合わせたプレイボーイのインタビューなんだけれど、彼の発言で共感を持ったのはこちら。
フジタ「本当に好きな人に買ってもらいたい」とか、「国内で大切に保管するべきだ」とかいろんな意見もあるようですが、個人的には「買った人が正義」だと思います。知り合いのゲーム店の店主さんも「誰でもいいから買ってくれるほうがありがたい」と仰ってましたし、海外に流出してほしくないという人は、海外の人に買われる前に買い占めましょう!(笑)
SNSを見ると、ゲームショップやリサイクルショップで売っている中古レトロゲームを日本のレトロゲームファンの共有資産として見ている人が割と見掛けてあまり気持ち良いものじゃないよね。
フジタさんの仰る通り、いつでも俺たちが買えるようにといっても、商品として売ってる以上は早い者勝ちだし、当然世界の誰もが買っても良いし、適正の価格で店頭に並べろとか言われてもそれは単に自分が希望する値段だろとツッコミたくなるし(笑)、何より中古という性格上需要と供給で決まるわけだし、むしろ買わない理由を探してるようにしか見えない。そんなのを見ていると「買った人が正義」と言いたくなる。
そもそも「本当に好きな人に買ってもらいたい」というのも不思議な話で、金が掛かるコンプリート目的ならともかく、ピンポイントで欲しいゲームを(買うか買わないかの2択しかないのに)今の今まで買わなかったのか気になってしまう。高くても一生懸命貯めて買ってしまえば所有する事によって一安心できるのに、自分が求める価格で買えず、店頭で見かけなくなったら今度は海外流出ガーと文句言うのを見るとゲンナリしてしまう。
それに海外流出にせよ、昔と違って今は外国人と繋がりやすい世の中だから交渉次第ではなんともなるし、それなりの社会経験を積んでいれば外国人との付き合いはあるだろうし、学生ならばホームステイ先の友人がいるだろうし、そうでなくてもebayといったサービスもあるし、少しでも考えれば海外からの入手手段は幾らでもあるのにな、としか思わない。
…と、長々書いてしまったけれど、今年でファミコンが出て40周年。もし今でもファミコンソフトが当時の状態で現存しているならば、それはもう骨董品の世界。40年前の商品が当時の状態で保管されていて、それが未だ取引されてる事自体が凄いことなのに、当時の相場感覚で高いと言っているのを見ると、物を保存することの難しさを舐めているように見えて悲しくもあるんだよね。物である以上経年劣化は避けられないし、過去に何度もあった災害で喪失したソフトもあるだろうし、運良く保存できたとしても実際に手持ちのゲームソフトの幾つかは起動しなくなったので、欲しいと思ったその時に買うのが良いのかな?と思う。ファミコンは光学メディアに比べて頑丈だから大丈夫という意見も見られるけれど、そんなの生存バイアスでしかないよ。
●Switch版星をみるひとがセール開始
ファミコン界誇るカルトRPGとして知られるホットビィの『星をみるひと』が9/28まで792円のセール。オリジナルのファミコン版は1987年当時からあまり出回ってない…というか、同時期に初代FFや女神転生や桃太郎伝説といった話題作の中で埋もれてしまったせいか、周りで星をみるひとを買った人は誰一人居なかったなあ。PCゲーマーならいざ知らず、ホットビィはファミっ子にとって馴染みの薄いメーカーだったので埋もれる理由としては仕方ないのかも。
このSwitch版、オリジナルが死ぬほど処理が重いせいか今のユーザーに遊び易いよう倍速モードが取り入れられたんだけれど、倍速にしても余裕に他のファミコンRPGよりも遅くて、自分には耐えられなかった。よくファミコン世代のおじさん達が若者にファミコンソフトをやらせて、彼らが直ぐ投げているのを見て「今時の若者は忍耐力がない!」と言いがちだけれど、これに関しては幾ら当時のファミっ子でも耐えられるレベルじゃない。
その証拠に、攻略本ブームだった当時でさえ本作に関しては攻略本出てない時点で、プロゲーマーでさえ投げてしまう辛さ。あの『未来神話ジャーヴァス』でさえ攻略本出てたのに!(笑)
そもそもRPGながらキャンセルボタンがないのは酷いよね(Switch版に巻き戻し機能を搭載したのはこれが理由)。
そんな自分にとってダメなRPGだけれど、こうやって復刻されるという事はそれだけカルト人気を誇る証拠で、興味ある人は今回のセールを機に買うのも良いかも?
お勧めは全然しないけど(笑)
●TATSUJIN EXTREME公式トレーラー
東亜プランの名作縦スクロールシューティング『TATSUJIN』と、日本以上に海外で大ヒットしたと言われる固定画面アクションの『スノーブラザーズ』、それぞれの最新作が旧東亜プランのIPを保有するTATSUJIN社より今年の東京ゲームショーで初出展するとのこと。
東亜プランが倒産して約30年、思えば倒産以降初めての東亜プランのIPを使用した最新作になるんだけれど、その30年以上の間でどんな解釈で最新作が作られるのか興味深い。それだけの年月が経てば名作の神格化されてしまうのでスタッフはプレッシャーだろうなあ。●サターントリビュートシリーズにレイノス2復活!
セガサターンの名作を現行機に復刻させるプロジェクト・サターントリビュートシリーズにメサイヤの『重装機兵レイノス2』が復活!サターントリビュートシリーズとしてもメサイヤ作品は今回が初参戦!
今まで復刻の機会に恵まれず、1997年の発売以来セガサターンでしか遊べなかったので、今回の報はとにかくおめでたい!…当時発売日に買った自分は、システムの進化の方向性がマニアック寄りになって、肌に合わずに途中でやめてしまったんだよね。今度こそリベンジしたい…かも?(笑)
Switch ONLINEでは前作が、今年の3月には初代レイノスの前日譚である『重装機兵ヴァルケン』がSwitchに復刻されたりと、良い感じでシリーズがSwitchに揃ってきたけれど、シリーズで最も知名度が低いであろう『重装機兵ヴァルケン2』は流石に復活を求める声は少なさそう…というか何故ジャンルをシミュレーションにしたんだろうか?(汗)
●アーケードアーカイブスにアテナ作品参入

参入第一弾タイトルはスーパーファミコンにも移植された縦スクロールシューティング『ストライクガンナーS.T.G』。
正直アテナは『デザエモン』シリーズをはじめ、サウンドノベルの『夜光虫』等、主に家庭用の印象が強くて、同社のアーケードゲームの方は疎いんだけれど、それでもアケアカに一社新たに参入してくれるのは純粋に嬉しい限り。今度はアルファ電子が参入してくれると有り難いんだけれど、既存の参入メーカーもまだまだ欲しいタイトルが多いので気長に待つか(笑)