今日はあいにくの雨でしたが、2週間ぶりの休みで何もしないのはもったいない!
 
ということで(?)、今日も相変わらず秋葉原に行きましたが、いつものルートでは面白くないので、たまには電気街ではなく昭和通りもまわりました。
 
まあ昭和通りといっても、行ったのはレトロゲーセンの「ナツゲーミュージアム」ですが(笑)
 
ここのゲーセンは昭和時代の駄菓子屋ゲーセン的な雰囲気を醸し出したレトロチックな店で、レトロビデオゲームの多くがテーブル筐体で稼働しているのが特徴です。
 
また、同じようにレトロゲーム中心のトライアミューズメントタワーや高田馬場のミカドとは違った、「さらにディープなマニアに向けたラインナップ」が中心で、マニアでもここで初めて見たゲームも多いでしょう。はっきりってかなり濃いラインナップです。
 
ただ、営業日が限定しているので、遊びに行く時は事前に公式サイトをチェックしましょう。
あと、場所が非常にわかりにくいところにある上、初心者はまず女子大生に声を掛けられるというトラップが待ち受けているので気をつけましょう(これは行ったことのある人ならわかるネタw)
 


前置きはさておき、店に入って出迎えてくれたのはセガの『侍』
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「ムネン アトヲ タノム」で有名なアクションゲームですね。家庭用ではセガサターンに移植されているので、プレイした人は結構多いでしょう。
スプライトを使わずにここまでのアクションを仕上げたのは凄いです。
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しかし、よーく画面を見たら「TAITO」の文字が…この時代は他社の作品をOEM販売をすることが多かったようですが、この『侍』までタイトー版があるなんて初めて知りました。私にはこの事実を知っただけでもここのゲーセンに行った価値がありました。ゲームは2面で終了しましたが(笑)
 
 
 
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ちなみに正真正銘のタイトー版『侍』も同時稼働していました。横スクロールアクションなのに何故か縦画面ですが、それに合わせてキャラが大きいので迫力はそこそこあります。
 
 
 
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テーカン(現コーエーテクモゲームズ)の『ボンジャック』
家庭用移植版にはJASRACの絡みで収録されなかった「スプーンおばさん」のBGMが聴けるだけでもアーケード版の価値はあります。しかし、今見てもグラフィックは綺麗だなあ。遠くから見ると背景が写真のようだ(少し誇張)。
ちなみにゲームは7面でゲームオーバーになってしまいました…
 
 
 
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セガの『テディーボーイブルース』『ペンゴ』
どちらも版権曲を使われていることが共通点だったり(笑)
『テディーボーイブルース』は今回初めてプレイしましたが、アーケード版って射的風のボーナスステージがあったんですね。今までマイカードマークIII版とメガドライブ版(かつてゲーム図書館で配信されていた)しかプレイしていませんが、BGMとボーナスステージ以外はよく出来た移植のように感じられました。まあファンにとってはオリジナルの曲でない限り、納得のいかない移植なんでしょうけれど(笑)
 
 
 
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こいつはかなりレアなビック東海製作の『UFO戦士ようこちゃん』
主人公が南野陽子がモデルの時点で時代を感じさせますが、ゲームとしてはそれなりかなあ。少なくとも一回程度のプレイでは評価できないですが、二度目はやる気にならず…
 
 
 
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任天堂の『VSレッキングクルー』
ファミコンと同性能のシステム基板を使っているので見た目はファミコン版に似ていますが、ゲームとしては対戦に特化した内容となっています。しかし、対戦格闘ブームが流行る遥か大昔に対戦用の通信筐体を開発した任天堂は目の付けどころが違います。今でもアーケード事業に関わっていたらどうなっていたか想像もつきません…
 
 
 
 
 
最後の締めに、我らがデコゲー『フラッシュボーイ』。デコカセットシステムで供給されたタイトルの一つです。
デコカセットシステムのゲームソフトは磁気テープなので、今となっては稼働するデコカセゲーは極めて貴重ですが、それを実機で遊ばせてくれるゲーセンは皆無に等しいと思います。それが目の前にあるのだから興奮は隠せません。
肝心のゲームですが、ちょっとプレイしただけではルールがわからず、すぐに終わってしまいましたが、もっともデコゲーそのものが意味不明なので、ワケがわからなくても当然かも?(爆)
 
しかし、このゲームの主人公、何かに似ているなあ。
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…っていうか、某アストロボーイな人じゃないですか!
 
天国にいらっしゃる某手塚先生にはナイショダヨ。
 
ところでこの『フラッシュボーイ』ですが、本当に幻のゲームなのか画像検索しても全く引っかかりません…それぐらいヤバいゲームなのか…(権利的に) 

今月に入ってまともなレトロゲーム記事を書けた気もしますが、未知なるレトロゲームの記事を書くのは楽しいですよね。
どれだけの方々にこの記事のニーズがあるかわかりませんが、こうやって遊んだ感想をブログに残せたので満足度は高いです。
 
 
 
それはそうと、気づいたら私のブログの記事数が1,000を突破しましたね。
まあ中身の濃いブログで1,000だったら凄いのですが、私のブログなんてヘリウムのように軽い記事ばかりなんで、実質は100みたいなものなんでしょうが(笑)
 
色んなジャンルに手を付けながらも、一定のクオリティを保ちつつ頻繁に更新し続ける夜森先生のスタイルが目標なんですが、私のようなチンピラにはハードルが高いですね。精進せねば!(笑)