2011年04月

今週のファミ通のセガ特集で秋葉原のスーパーポテトが紹介されていたのですが、プレミアソフトとしてスーパー32X版『バーチャファイター』が紹介されていてびっくり(172ページ参照)。しかし、定価が7800円(税別)なのに、スーパーポテトでは4179円が相場とのことですが、定価よりも安いのに「プレミアソフト」と呼ぶのはどうかと思います。その程度でプレミアというのであれば、新作ソフトの中古は全てプレミア価格になっていまいます。本来、プレミアって定価よりも高い商品に対して呼ぶべきものなのに、定価よりも安く取引されているソフトまでプレミア扱いになってしまうと、ゲームソフトのプレミアの基準がイマイチよくわかりません。
それにしても、私が同じ店で23ヶ月前に買ったときは1980円(もちろん完品)だったから随分と値上がったなあ。
 
そういえば、プレミアソフトが他機種に移植されると、そのソフトの相場が下がるという意見を聞きますが、それってどう考えても嘘っぱちですよね。さっきの32X版『バーチャファイター』を例に挙げますが、あれは一時期(90年代後半頃?)一万オーバーで取引されていたのですが、その32X版の約一年前には、当時の次世代機であるセガサターン版が発売され、そのセガサターン版も32X発売時にはすでに中古価格は捨て値に近い状態で取引されていました(この値崩れには、バーチャファイターリミックスが発売されたのもありますが)。プレイしたいのであればセガサターン版で十分なのに、「他機種でも出ているから価値が下がる」ならば、一時期的だとはいえ32Xはプレミアが付くはずがありません。32X版『バーチャファイター』の価値は、「セガサターンよりも非力なスーパー32Xでも遊べる」のが最大の魅力であって、上位機種で遊べたとしてもその有難味は半減以下になってしまいます。
 
 
ちなみにこの特集では、メガドライブのメガモデム対応ソフト『GO-NET』も紹介されていたのですが(173ページ参照)、こちらは148000円とのこと。これぐらい値段なら安心してプレミアソフトと呼べますね(笑)。
 
 
 
 
 
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昨日メッセサンオーで買ってきた『蒼穹紅蓮隊』のサントラCD2310円也。同僚にamazonで売り切れていたから秋葉原に行ったついでに買ってきて欲しいと頼まれました。他にも、PS2版怒首領蜂大往生&エスプガルーダ、アトラス関連(プリンセスクラウンなど)やUPL関連、ジャレコ関連などの一般的な店では取り扱ってなさそうなCDが充実しているので、興味がある人や、通販専売CDを買い逃した人は、秋葉原に行ったついでに寄ってみるのもいいでしょう。一部の曲は試聴もできますしね。
 
 
 
 
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バンダイ(現バンダイナムコゲームズ)のアルカディア用ソフト『ホッピーバグ』。
タイトルとパッケージイラスト見て0.05秒ぐらいで気付くと思いますが(私の同僚ですら余裕で気付いた)、セガの『ジャンプバグ』のパ○リゲーです(笑)。元のゲームは、ワーゲンが飛跳ねながら進んでいくという奇抜な内容で、80年代のアーケードゲーマーの間では知らぬ者がいないほど超メジャーな作品でしたが(多く流通したせいか駄菓子屋でもよく見かけた)、正式な移植版はNECのパソコン「PC-9801」版しか存在せず(違ったらゴメン)、モドキとはいえ、このアルカディア版は貴重な存在だと思います。スーパーポテトでは1280円という大変お求め安い価格設定なので、興味ある人は是非どうぞ。まあ、肝心のアルカディア本体の入手の方が難しいのですが…(笑)

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まんだらけで購入。
●メガドライブ『ボナンザブラザーズ』…52円
●PCエンジンスーパーCDロム『天外魔境II』…52円
●ニンテンドーDS『北斗の拳 北斗神拳伝承者の道』…210円
●プレイステーション『ドラゴンクエストIV』…210円
 
ボナンザブラザーズは、4メガビットの容量内で無理矢理詰め込んだせいか、一部敵キャラやボーナスステージが削除され、当時から評判は微妙なところですが、この値段なら十分に元が取れると思います。ちなみに同名マスターシステム版(国内未発売)は、二人同時プレイは削除されていますが、そのかわりボーナスステージは復活されています。
 
天外魔境IIは、PCエンジンユーザーなら知らない人はいないほど有名な大作RPGです。約30分毎に起きるイベントの数々は1992年当時としては本当に豪華で、非PCエンジンユーザーだった私には夢のようなゲームでした。これが52円で買えるなんて素晴らしい。ちなみにニンテンドーDS版とプレイステーション版とゲームキューブ版も持っています。
 
北斗の拳は、ニンテンドーDSらしくタッチパネルを使ったアクションゲームのようですが、詳細は不明。
 
ドラゴンクエストIVは…敢えて説明する必要はある?(笑)個人的には、例のボスキャラが仲間になるイベントは蛇足のように感じました。それにしても、DS版も持っているのに、何でPS版を買っているんだろう…(それは安かったからです)
 
 
今回は買いませんでしたが、ソフマップではPCエンジン版『風の伝説ザナドゥ』が50円でした。お使いイベントがかなり地獄ですが、それを乗り越えれば結構楽しめます。逆にいえば、そのお使いイベントが耐えられるかどうかの忍耐力こそが、このゲームの攻略に最も必要な要素だったりします(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
おまけ
イメージ 2メロンブックスで貰ってきた、5月に行われるスーパーファミコン版『らんま1/2』の対戦交流会の宣伝チラシ。なんとこれで開催が5回目だとか。作品自体が昔の作品で、しかもそこまでメジャーじゃない作品なのに、ここまで続いているなんて普通に凄いです。当然、場所代も相当掛かっているはずなので、ある程度以上の参加が見込めるイベントなんでしょうね。久々にやってみたくなったなあ。イベントに参加したところで袋叩きにされそうですが(爆)
 
ちなみに4回目のチラシはシャンプーのイラストでした。

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今週の『ファミ通』(エンターブレイン)。
今回はセガ特集ですが、メガドライブソフトをコンプリートするほどセガに思い入れがあるので当然ながら購入。表紙は歴代のセガゲーキャラクター達が集まっているのですが、半分以上わからなかったです。セガはドリキャス以降は馴染みないもんなあ。個人的には、テディーボーイブルースまでフォローしていたのがツボでした(笑)。
中身は、セガの歴史や、セガハード(コンシューマー&アーケード)やセガを代表する主なタイトルの解説、クリエイターインタビューなど、かなり充実した内容となっています。
インタビューを読んで気になったのですが、ゲームギア2なんて企画されていたんですね。今回初めて知りました。個人的には、性能がゲームギア相当でも構わないから、バックライトのTFT液晶なら欲しかったなあ。
あと、メガドライバーならお馴染み、広報の竹崎忠氏のインタビューもありました。国内で発売されたメガドライブソフトをコンプリートしたことでも知られていますが、実は私、氏の影響でメガドライブソフトコンプリートを目指しました。当時まだ高校生でしたが、「どうせメガドラなんてソフトがあまり出てないから楽勝だぜ!」とほざきながら(今思えば若かった)、身の程知らずな考えで月2030本ほど買い集めていました。大半のソフトは高校在学時に揃えたのですが、やはりというか、残り数本は本当に厳しかったですね。『WWF-RAW』の存在なんか同人誌で初めて知りましたし(当時ネットは一般的ではなかった)。
 
 
 
 
【おまけ】
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現時点でのドリームキャスト最後のソフト(但し非公式タイトル)『高速ストライカー』。
ドイツ人が作った、地形効果ありの弾幕縦スクロールシューティング。秋葉原トレーダーにて4480円で購入しました。
同名MVS(ネオジオ)作品の移植で、これのアーケード版は現在秋葉原のトライアミューズメントタワーの7階で稼働しています。ケイブシューに慣れてしまった私の意見としては、比較してしまうと少し地味に感じます。似たような背景が続く上、グラフィック的にも地味で、バランス的にもあそこまで洗練していないように感じられました。2Dシューティングというジャンルにおいては日本の職人芸なんでしょうね。
ちなみに私はトラタワでのプレイで満足してしまい。このドリキャス版は未だ未開封です。この先やりそうもないけど(爆)
 
そういえばこの『高速ストライカー』、iPhoneでも配信されているんですね。ネオジオやドリキャスだけでなく、今時のハードにも移植しとけ、と言ったところでしょうか。私は一応iPhoneユーザーですが、さすがにダウンロードしてまでプレイしたくないなあ。やりにくそうですし。

昨日、このブログ開設して以来、初めて一日で100アクセスを突破しました。皆様、こんなワケのわからんブログにアクセスいただき大変感謝しています。ありがとうございます。
 
さて、今回紹介するのは、メガドライブのアクションRPG『ヴァーミリオン』のパッケージ比較。
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画像の右は欧州版、左はお馴染みの国内版。やはり、洋書をイメージした国内版のパッケージデザインは秀逸ですね。ちょっとパッケージ詐欺っぽい気もしますが(笑)。反面、欧州版は洋ゲーらしいデザインなのですが、ちょっと安っぽい感じがイマイチです。どちらのパッケージも馬が描かれていますが、本編で乗馬のシーンなんてなかった気がします(本編でのプレイヤー移動は全て徒歩によるもの)。
 
 
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欧州版には、なんと96ページに及ぶ攻略本がオマケについています。画像を見てもらえばわかる通り、ケースに入りきれないほど分厚いです。『アドバンスド大戦略』を彷彿させますね。
ただ、私の所有している欧州版は未開封(パッケージはビニール梱包したまま)なので、残念ながら攻略本の中身を見たことがありません…開けるのが勿体ないですしね(笑)
 
ところで、「ウに点々でヴァーミリオン!」というネタを知っている人はかなりのSSTバンド通です(笑)。

セガを代表するドライブゲーム『アウトラン』。ここではマスターシステムで発売されたシリーズを紹介します。
 
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●初代『アウトラン』は、メインプログラマーとして中裕司氏が参加。海岸線がない、アップダウン表現が画面書換処理になっているなど、ハードスペックに合わせた無難な移植となっています。パドルコントローラやFM音源に対応しているのがポイントです。なおコースは海外版のものを採用しています。これを出した後に、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が『ハイウェイスター』を発売したのですが、滑らかなアップダウン表現を見て、このマスターシステム版ももう少しなんとかなったんじゃないかと思いました。
 
●『アウトラン3D』は、ご存知発売無期延期ソフトの代表格として今でもセガファンの間で語り継がれている作品です(笑)。タイトルの通り、3Dグラスによる立体映像で楽しめるのが売りとなっています。ゲーム的にも前作の改良がなされ、海岸線が復活されたり、一部のコースが新規のものになっていたり、BGMが「マジカルサウンドシャワー」以外は全て差し替えとなっています。なお、タイトル画面でポーズボタンを押すと、3Dオフで遊ぶことが可能です。豪華特典として(?)、国内版マスターシステムで起動させれば、FM音源でプレイすることができます。
 
 
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●『バトルアウトラン』。要は、セガ版『タイトーチェイスH.Q.』(笑)。ライバルカーの存在が売りとなっています。ちなみに、アーケード版『チェイスH.Q.』の筐体は、なんと『アウトラン』を基にデザインをしたようです。自車が黒色(だっけ?)なのに、筐体が赤なのはそれの名残りだそうです。
 
●『アウトランヨーロッパ』。要は、セガ版『S.C.I.』……というわけにはいかないのでもうちょっと説明すると、『S.C.I』同様、敵車に対し攻撃が可能で、ステージごとに車両を乗り換えるのが特徴です(車の他に、バイクやジェットスキーがある)。主人公は常にパトカーに追われていて、捕まると即ゲームオーバーになるのが厳しいです。
 
 
 
 
ちなみにマスターシステム版『タイトーチェイスH.Q.』と『S.C.I』を両方持っているのですが(開発はどちらもナツメが担当)、正直、今遊ぶには辛い出来です。『タイトーチェイスH.Q.』の方は、音声合成がある分ファミコン版に軍配が上がりますし、『S.C.I.』に至っては見た目からしてショボすぎです。当時のハードスペックでレースゲームを作るのは大変だったと思い知らされます。本当は画像を載せようと思いましたが、ソフトをどこに置いたか忘れてしまい、撮影できませんでした。残念無念。

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